ベースを始めるために必要なものとは?【購入予算もあわせて解説】

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ベースを始めようと思っても、必要なものとか購入予算がどれくらい要るかって、いまいちピンとこないですよね。

なのでこの記事では、趣味でベースを10年以上続けている私が、ベースを始めるために必要なものと購入予算について解説していきます。

この記事を読んでわかること
  • ベースを始めるためには何が必要か
  • 購入予算はいくら用意しておけばいいか

人によって「これ要らないんじゃないの?」って思うモノもあると思うので、この記事では“なぜ必要なのか”という理由も添えて解説しますね。



※なにが必要なのかを調べながら買うのがめんどくさい…って人は、ベース初心者セットという選択肢もあります。下記の記事が参考になりますのでご覧ください。

\ 楽器や機材を買うならサウンドハウスが安い! /
サウンドハウス

ベースを始めるために必要なもの

ベースを始めるために必要なものを大きく分類すると、次の4項目になります。

最低限必要な4点

  • ベース本体
  • ベース用アンプ
  • シールドケーブル
  • チューナー

最初から買っておいた方がいい4点

  • ストラップ
  • クロス
  • スタンド
  • ピック

バンドをするなら必要なもの

  • ギグケース(ベース用)

その他、買っておいた方がいいもの

  • 教則本
  • バンドスコア
  • 指板潤滑剤(FAST-FRET)
  • ベース弦
  • ヘッドホン

それぞれ、詳しく解説していきます。

最低限必要な4点

ベースを始めるために最低限必要な4点です。

これがないと始まらないので、しっかりとチェックしていきましょう!

ベース本体(2万円〜)

言わずもがなですが、ベース本体は必要です。

初めてのベースなら、2万円〜10万円以内で検討したらいいかと思います。あとはあなたのお財布と相談です。

おすすめ

どうしても迷ったら『Bacchus(バッカス)』と書いてあるベースをおすすめしておきます。

バッカスは安価なわりに質がよく、形状もサウンドも良質なベースです。私が友人におすすめするならこのベースを選びます。

なにを選んだらいいかわからないよ〜と迷ったら、こちらの記事も参考にしてください。

ベース用アンプ(5,000円〜)

ベースアンプ

ベースアンプも購入必須です。理由としては

  • アンプを通さないと音はほとんど聞こえない
  • アンプを通さないと気づかない音がある

といった点から、アンプを通さずに練習すると下手になる可能性があるからです。



価格は5,000円〜15,000円の範囲で選んでおけばとりあえず間違いないでしょう。

お店の展示品を選べば、めちゃめちゃ安く買える可能性があるかもしれません。



アンプはギター用とベース用がありますので、間違えて購入しないように注意が必要です。

わからなければ、楽器屋で店員さんに確認してから買うようにしましょう。

おすすめ

初めての1台は『VOX Pathfinder BASS 10』
正直、これ一択でいいと思います。

画像引用:サウンドハウス

自宅練習用のアンプは出力10W〜30Wくらいが目安と言われています。この VOX Pathfinder BASS 10 は10W出力。

それでいてさらに

  • 場所を取らないコンパクトなボディ
  • ヘッドホン接続可能

といった感じ。

自宅練習用アンプの定番。迷ったらこのアンプを選んでおけば間違いないです。

その他、ベースアンプについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

▼2023/08/29 追記 ベースアンプなしで練習する方法について記事を書きました

シールドケーブル(1,000円〜)

シールドケーブルは、ベース本体とアンプを繋ぐために必要なケーブル。よく「シールド」と呼ばれています。



あまり安すぎるものを選ぶと、スカスカな音しか出なかったり、すぐ断線するおそれがあります。

なので、安くても1,000円〜5,000円くらいの範囲で選ぶようにしたいです。これくらいの値段なら適当に選んでも大丈夫かと思います。



ベースを趣味として家でやるだけならケーブルの長さは3m、バンドとして始めるならケーブルの長さは5m以上がおすすめです。



消耗品なので、あまり深く考えずサクッと選んじゃいましょう♪

おすすめ

おすすめは「カナレ」のシールド。理由は安価なわりに質がいいから

購入者レビューも高いし、サクッと選ぶならカナレにしておけば間違いないです。私も、何度もお世話になっています。

その他、シールドケーブルについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

価格が許すならワイヤレスもアリ

※2023年11月追記

価格は高くなりますが、快適さ最強のワイヤレスシールドもおすすめです。

初心者さんへのおすすめは NUX B-5RC 。スペックはもちろん、充電の手間が少なく、携帯性が高いので、使いやすさは抜群です。

ワイヤレスシールドについては下記の記事が参考になります。

チューナー(1,000円〜)

画像引用:サウンドハウス

チューナーは、ベースを正しい音に調整(チューニング)するための機器。

ベースは弦楽器なので、弾き続けているうちに音はズレてきますし、弦を張り替えたあとにも音の調整は必要です。

なので、チューナーも購入必須品になります。



チューナーも色々なタイプがあるので、楽器屋で店員さんにオススメのものを聞いて選ぶのが良いです。

価格は1,000円〜3,000円くらいから選んでおきましょう。

おすすめ

おすすめはクリップタイプのチューナーです。

チューナー

チューニングって地味に面倒ですが、クリップタイプならヘッド部分にピッと付けるだけなので、超手軽にチューニングできて楽チンです♪



私がずっと使っているのは「BOSS TU-10」という商品。

表示が見やすいし、チューニング精度も問題なしなので、迷ったらこのチューナーを選んでおきましょう!

最初から買っておいた方がいい4点

最初から買っておいた方がいい4点について詳しく解説していきます。

ストラップ(1,000円くらい)

ストラップは、立って演奏するときなどにベースを肩から下げて使うためのベルトです。



立って演奏するにはもちろんですが、座って演奏する時もストラップがあった方が安定します。

なので、一本は持っておいた方がいいです。

バンドとして始めるなら絶対に必要になります。



選び方ですが、デザインや好みで自分が好きなものを選んだらいいと思います。

価格は1,000円〜3,000円の範囲なら色々な種類が選べるかと。

ギター用ベース用とか関係ないんで、好きなものを適当に選んでも大丈夫ですよ。

ストラップについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

クロス(300円〜)

クロスの使い分け

クロスは、毎日の練習後にベースの弦を拭いたりするのに使います。

ベースを拭くためだけに買う必要ある?

って思うかもしれませんが、クロスで拭かないとベースの弦や握る部分が手垢でネチョネチョになります…。

練習どころじゃなくなるので、絶対に必要です。

それと、ボロ布とかティッシュで拭くのもよくないです。傷が付くし、楽器は繊細なのでホコリとかで故障の原因になります。

ちゃんと楽器専用のクロスを使いましょう。



値段は、300円〜1,000円くらいでしょうか。

私は4種類を使い分けていますが、初めは弦やネックを拭くための1枚だけでもOKです。

おすすめ商品

私のイチオシは『FERNANDES WCS 625s POLISHING CLOTH』です。

手触りなめらかで気持ちがいいし、繊維感もなくてしっかり拭けるので最高ですよ♪

クロスについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

スタンド(1,000円くらい)

ギタースタンド

ベースを壁に立てておくと転倒とか危ないので、スタンドも買っておきましょう。

そんなに高価なものではないので、目についたものを適当に選んで購入したら良いと思います。



価格帯は500円〜1,500円くらい。ベースを立てかけるという機能が果たせればOKです。

だいたい似たようなものばかりなので、深く考えずにサクッと買ってしまいましょう!

スタンドについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

ピック(100円くらい)

ベースの奏法は大きく「指弾き」「ピック弾き」があります。

「指弾きでやりたい!」って人でも、ピックは1枚100円程度で購入できるので、持っておいて損はないです。



形も硬さも色々ありますが、ベースなら断然「硬めおにぎり型」をオススメします。

高い買い物ではないので「形・硬さ・厚さ」で違うものをいくつか選んで、いろいろ試してあなたに合うものを探してみましょう。

参考までに、私が使っているピックの写真を載せておきますね。

ピック

左のピックは「硬め・薄め」
右のピックは「柔らかめ・厚め」

私のお気に入りは右のIbanezのピックですが、左の硬いピックもいい音が出るのでどちらもよく使ってます♪

ピックについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

バンドをするなら必要なもの

バンドをするなら必要なものについて解説していきます。

ベース用ケース(5,000円〜)

ギグケース

ケースは、ベースを持ち運ぶために必要です。

楽器屋さんでベースを買うと一緒に付いてくることが多いですが、付いてなかったり安物すぎるときは購入が必要です。



また、ケースには以下の3種類があります。

  • ソフトケース
    → クッション性がないペラペラケース。安価
  • ハードケース
    → 硬い素材でできた頑丈なケース。高価
  • ギグケース
    → ソフトとハードのいいとこ取り

趣味で始めるなら「ギグケース」1択です。



外への持ち運びが多いと、思っているより壁や物にぶつけることが多いです。(特にベースはネックが長いので)

なので、クッション性もあって値段も控えめなギグケースが1番ベストになります。



価格は5,000円〜15,000円くらいの範囲でしょうか。

見た目の好みや、収納性などで気に入ったものを購入しましょう!

おすすめ

迷ったら『Fender FB405』がおすすめです。

ギグケースの中では最安価レベルで、作りもしっかりしているし購入者レビューも高いので、選んで間違いないものになります。

ベース用ケースについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

その他、買っておいた方がいいもの

ここからは購入必須ではないですが、状況によって購入した方がいいものをまとめていきます。

教則本(1,000円〜)

初心者の練習には、奏法・指の動き・おさえる位置など、基礎が大切になってきます。

なので、基礎練習のために教則本を一冊持っておいてもいいのかなって思います。

おすすめ

初心者におすすめの教則本は、超定番の下記。

『DVD&CDでよくわかる!はじめてのエレキ・ベースNew Edition』



教則本もいろいろありますが、正しい基礎を身につけたいなら定番のものを選ぶのが鉄則。

この一冊で、基礎知識から基本的な奏法まで総合的に学べます。

教則本について詳しく知りたい方は下記の記事もご覧ください。

バンドスコア(1,000円〜)

ベース練習の醍醐味といえば、曲を弾けるようになるための練習です!

とはいえ、初心者がいきなり曲を弾けるはずがないので、はじめのうちは楽譜(タブ譜)を見ながらの練習がメインとなってきます。



そんな時に持っておきたいアイテムが「バンドスコア」。略して「バンスコ」と呼んだりします。

バンドスコアとは

ロックバンド用の楽譜で、各パート(ボーカル・ギター・ベース・ドラムなど)の楽譜を1つにまとめたもの。

1曲分だけのものから、アーティストのアルバム単位でまとめられたものなど様々です。

楽器屋さんに行けば様々なバンドスコアが売っているので、見て回るのも楽しいですよ♪

created by Rinker
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス

おすすめ

私は初心者の練習に「the pillows」の曲をおすすめします。

盛り上がる良曲が多いわりに演奏は難しくない曲が多いので、練習にはうってつけです!



私も初めて1曲通して弾けるようになったのは「ハイブリッドレインボウ」でしたよ♪

下記の記事で、初心者でも弾ける曲の解説をしています。気になったらご覧になってみてください。

指板潤滑剤(FAST-FRET)(1,000円くらい)

ベースの弦に塗布して演奏性を上げてくれるのが『指板潤滑剤』です。

その中でも『FAST FRET』は、1つ持っておくことをおすすめしたいアイテムです!

おすすめの理由は

  • ベースが弾きやすくなる
  • 1回購入すれば何年も使える
  • 塗布すると弦が長持ちする

といった感じ。



1度購入すれば長く使い続けられる優れものです。

これを使えばベースが弾きやすくなって練習が何倍も楽しくなるので、そのうちじゃなくて最初から買ってしまいましょう!



FAST FRETについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

ベース弦(3,000円くらい)

購入するベースによっては、最初から張ってある弦では都合が悪い場合があります。

よくあるのは、試奏を繰り返してサビや垢で弦が汚れていたり、時間の経過で弦が劣化しているなど。

なので、ベース弦もあわせて買っておくのがおすすめです。



購入予算は3,000円くらい

信じられないくらい安い弦もありますが、弦は演奏に直接影響が出るものなので、ちゃんとしたものを選びましょう。

おすすめ

よくわからないなら、定番のものを選ぶのが鉄則。

なので、迷ったら
『D’Addario(ダダリオ) EXL170』
を選んでおけば間違いないですよ。

私も愛用してる、コスパ良しの超定番ベース弦です。

ベース弦について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

ヘッドホン(17,000円くらい)

アンプを通してベースを弾くと、音がものすごい響きます。

なので、騒音が気になる場合にはヘッドホンが必要になります。

おすすめ

ベース練習用のヘッドホンは『SONY MDR-CD900ST』がおすすめです。

ちょっと値段が張りますが、快適かつ質の高い練習をするなら良質なヘッドホンを選ぶのが大切

1度買ってしまえば何年も使い続けられるので、安いヘッドホンで妥協するよりこちらのMDR-CD900STを選びましょう。



私もかれこれ…5年以上は使ってます。

購入予算はいくら用意しておけばいいか

ここからは、購入予算のお話です。

ベースを始めるために用意しておくべき購入予算ですが、ざっくり下記のイメージです。

  • とにかく安く済ませる
    → 35,000円
  • ちょっといいものを選ぶ
    → 50,000円
  • ベース本体にこだわる
    → 70,000円〜

※バンドをするなら、上記予算に +5,500円 ほど

予算の内訳は「ベース本体 + 周辺機材」

予算の内訳は「ベース本体 + 周辺機材」です。



予算の大半を占めているのがベース本体の値段。

それ以外の周辺機材がだいたい15,000円くらいかかるので、購入予算は

ベース本体の値段 + 15,000円

と考えていただければOK!



なので、例えば予算35,000円の場合

  • ベース本体 → 20,000円
  • 周辺機材 → 15,000円

といった感じになります。つまり、ベース本体は1万円〜2万円のものを狙うイメージです。



同様に、予算5万円なら

  • ベース本体 → 35,000円
  • 周辺機材 → 15,000円

といった感じで、3万円クラスのベースが狙えます。

予算7万円なら5万円クラスです。



このように、欲しいベースの値段にあわせて予算を決めていくのがポイントです。

購入予算のシミュレーション

では、実際に購入予算のシミュレーションをしてみましょう!

ベースを始めるならそろえておきたいアイテム8点

  • ベース本体
  • ベース用アンプ
  • シールドケーブル
  • チューナー
  • ストラップ
  • クロス
  • スタンド
  • ピック

以上から、ベース本体を除いたの7点をすべてサウンドハウスで購入した場合を想定してシミュレーションしてみます。



※下記は、2020年5月時点での試算結果です。

  • ピック(100円)

計:13,070円(税込14,377円)

こんな感じで、だいたい15,000円ですね。

バンドをするなら、ギグケース代で+5,500円ほどです。



上記は私が勝手に選んだ周辺機材でシミュレーションしているだけなので

  • もっと安い機材を選ぶ
  • お店の展示品を選ぶ(安い)

など工夫をすれば、1万円以内におさえることも充分可能です!

楽しいベースライフを!

長くなりましたが、本記事の内容は以上です。

ベースを始めるために必要なものと購入予算について、不安は解消されたでしょうか?



これからベースを始めよう!と思ったなら、ぜひこのページを見ながら楽器屋さんへ足を運んでいただければと思います♪



ネット通販を使うならサウンドハウスが安いのでおすすめですよ!

この記事のおかげで無事に購入に至った!という方がいらっしゃいましたら、嬉しい限りです。

ベースを購入したら、ぜひ色々な曲を練習してください!

以上、おわり!

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