ベースの練習後に、ちゃんとお手入れしていますか?
ベースを始めたばかりだと特に「練習後にお手入れをする」という習慣がまだ身についていないかもしれません。
弦は拭かないと錆びる、というのはよく聞くと思いますが、ネックやピックアップも手が触れる部分なので、拭いておかないと後々、演奏力や練習の楽しさ・快適さ・モチベーションに影響してきます。
お手入れと言っても、なにも難しいことはありません。
弦・ネック・ピックアップの3つをクロスで拭くだけです。

弦は拭かないといけないのはなんとなくわかるけど、なんでネックやピックアップも拭かないとだめなの?めんどくさいおっ!!
って思う方もいると思います。
そんな方のために、なぜ練習後のお手入れで、最低でも弦・ネック・ピックアップの3つを拭いておいた方が良いのか、詳しく説明していきます。
どうぞ最後までご覧ください。
お手入れが必要な理由
弦
言わずもがなですが、一応書いておきます。

弦を拭かないと手汗で錆びます。手垢で弦が汚れます。萎えます。
弦の寿命を長くするためにも、練習後に弦を拭くのは基本です。
歯磨きと同じくらい習慣にしてしまいたいですね。
練習後は毎回、きれいなクロスで拭いてあげましょう。
ネック(裏側)
ネックの裏側も、手汗や手垢がしっかりと付着する部分になるので、毎日のお手入れは必須です。

こんな感じで普段から拭いておかないと、手垢でペタペタのネチョネチョになります。
例えるなら、剥がすのに失敗したシールの粘着剤跡みたいな感じです。(実話)
私は毎日、弦を拭いているクロスと同じもので拭いています。
既に汚れがひどい場合は一度、弦拭き用とは違うものでしっかり拭いてキレイにした方が良いかもしれません。
ピックアップ
特に指弾きだと、ピックアップに親指を乗せたりすることも多いので、練習後のお手入れが必要になります。
放っておくと、音を拾う金属部分が手垢で錆びます。

私のベースちゃんはサビてしまいました…。
(ホントはもっと錆びてたけど、磨いてこれ)
音を拾う部分なので、当然ながら音に影響してきます。
普段からマメに拭いていれば予防できるので、絶対に拭いておきたい箇所です。
手入れはめんどくさい!
練習後の手入れってめんどくさいですよね。
特に初心者の方だと、「弦を拭いたりとか本当に必要なんかいな?言うてもそんなに変わらないんちゃうの?」って思うかもしれません。
断言しますが、絶対にした方がいいです!
演奏力に影響、強いては練習の楽しさ・快適さに影響してきます。
弾きやすさが変わるとモチベーションも変わります。
特にベースは繊細な楽器なので、ちょっとした金属音とか摩擦音も演奏に大きな影響を与えます。
たった30秒程度の時間、弦→ネック→ピックアップの順で拭くだけです。
私は拭いた後にさらに「FAST-FRET(指板潤滑剤)」も使っていますが、それでもトータル1〜2分程度です。
「FAST-FRET」については別の記事で詳しく書いています。
>> 【ベース】指板潤滑剤は「FAST-FRET」が最強!
それでもどうしてもめんどくさいという方は、無理してお手入れをしなくても良いかもしれません。
別にイヤミとかじゃなくて、実際に弦の感触とか引き心地が悪くなった時の感覚を知ってみるのも1つの手かもしれない、ということです。
弦が垢や錆で汚れたり、ネックの裏側が手垢でネトネトになれば、自然と手入れしようという気持ちになり、手入れの習慣が身につくものです。
実を言うと、私も最初の頃は弦すら拭いていませんでした。
弦は拭いた方が良い、というのは認知していたんですが、やっぱりめんどくさくて手入れをサボっていたんですね。
結果としてどうなったかは言うまでもないです。今は練習後は絶対に弦・ネック・ピックアップを拭くようにしています。
最初は弦だけしか拭いていなくても、続けていると自然とネックやピックアップも気になってくるようになるかもしれません。
おわりに
今日から練習後はクロスでしっかり拭こう!という気持ちになりましたでしょうか。
練習後のお手入れの大切さが伝わって頂けたのなら幸いです。
本当はボディとかペグも毎回拭いておいた方がいいんだろうけど、あまり神経質になりすぎるのもどうかと思うので、私の経験上から必要最低限のパーツを厳選しました。
ちなみに、私はボディとか指板とかペグは弦交換の時に磨いています。
ベースが常に良い状態であると練習にも熱が入るので、普段からキレイにして大切にしておきたいですね。
それでは、良いベースライフを!
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