ベースをやっている人なら、練習のモチベーションが上がらず、おっくうになることもありますよね。
私もかれこれ10年以上ベースをやっていますが、練習のモチベーションが上がらないことはよくあります。
そこで本記事では、ベース練習のモチベーションが上がらない時の対処法を紹介していきます。
私自身、ベースを弾きたい!って気分にさせるために取り入れている方法でもあるので、いくぶん効果は望めるはず。
今まさにモチベーションがダダ下がりな方、暇潰しでも良いので読んでみてください。
きっと、モチベーションを取り戻すヒントが書いてあると思います。
ベース練習のモチベーションが上がらない時の対処法
対処法として紹介するのは、次の6つです。
- YouTubeの演奏動画を観る
- バンドをやりたくなるアニメを観る
- すぐに練習できる状態を作る
- ベース練習のための時間を作る
- 練習して弾けるようになった曲を聴く
- 他の楽器ができる知り合いとスタジオに行く
順番に、詳しく見ていきましょう。
YouTubeの演奏動画を観る
モチベーションが上がらないときの対処法1つめは、YouTubeでベースの演奏動画を観ることです。
他の人が弾いている姿を観ていると、自然とベースが弾きたくなってきます。
私も、暇さえあればYouTubeでいろんな人の演奏動画を見漁っています。笑
いろんな人の演奏を観ることで、自分好みの演奏者が出てくるかもしれません。
ただ、練習のモチベーションを上げるという目的の場合、あまりにも自分のレベルとかけ離れた人(プロや変態など)の動画を観ないようにすることが大事です。
上手すぎる人の演奏はつい魅入ってしまいますし、自分とのレベルの差を見せつけられて逆にモチベーションが下がる可能性があります。
モチベーション向上を目的にするなら
- 自分と同じくらいの演奏レベルの人の演奏動画
- 自分が演奏できるようになりたいと思っている曲の演奏動画
このどちらかがおすすめです。
バンドをやりたくなるアニメを観る
モチベーションが上がらないときの対処法2つめは、バンドをやりたくなるようなアニメを観ることです。
とくにおすすめしたいのが、ロックバンドを題材にしながら人気もある「けいおん」や「ぼっちざろっく」です。
どちらのアニメもその影響でエレキギターやベースを始める人もたくさん出るなど、「楽器を始めたい!」と思える魅力があります。
モチベーションが下がった時に観ることで、楽器を弾きたい欲求をくすぐられること間違いなしです!
「ぼっちざろっく」はAmazonのPrime Videoで全話視聴できます。
プライム会員になると観れるので、アニメを観るならプライム会員に登録しましょう。
すぐに練習できる状態を作る
モチベーションが上がらないときの対処法3つめは、すぐに練習できる状態を作ることです。
あるあるなのですが、練習のモチベーションが下がる原因のひとつとしてセッティングがめんどくさいということ。
30分しか練習する時間が取れないのに
シールドをアンプに繋いで…
エフェクターを繋いで…
チューニングをして…
と、セッティングに時間をとられることを考えると、練習がおっくうになります。
その対策が、すぐに練習に入れる状態を作っておくこと。
具体的には、「amPlug」や「amPhones」などといった、ベースに挿して使えるアンプを1つ持っておくことです。
amPlug は、ベースに挿して使う小型のアンプ。
持っているヘッドホンやイヤホンを繋ぐことで、いつでもどこでもコンパクトに練習ができる優れものです。
amPhones は、アンプが内蔵されたヘッドホン。
ベースに挿して使うだけの、これ以上ないシンプルなアイテムです。
ベース練習のための時間を作る
モチベーションが上がらないときの対処法4つめは、ベース練習のための時間を作ることです。
○時から○時までの〜分間、ベースを練習する!
っていう固い意思を持って、何が何でもその時間を空けるようにして、ベース練習の時間に充てるちょっと強引な方法です。
作業興奮という言葉があるのですが、やる気がでないとか面倒って気持ちは、練習を始める前にあらわれる感情です。
練習を始めてしまえば、意欲が湧いてきて練習に集中できる可能性が高くなります。
なので、あらかじめベース練習のための時間を設定しておくのです。
今日、時間があったら練習しようかな〜
と考えていても、練習する可能性はほぼゼロです。
ベース練習のための時間を作って練習してみましょう。
練習して弾けるようになった曲を聴く
モチベーションが上がらないときの対処法5つめは、練習して弾けるようになった曲を聴くことです。
練習して弾けるようになった曲を聴くと、自然と頭のなかでベースラインが流れてきます。
ベースラインが流れるとどうでしょう。自分が演奏しているイメージも湧いてきませんか。
そのまま聴き続けているとだんだん「ベース弾きてぇぇぇぇ!!!」ってなってきます。
弾ける曲をまだ持ち合わせていない人は、下記の記事も参考にしてみてください。
他の楽器ができる知り合いとスタジオに行く
モチベーションが上がらないときの対処法6つめは、他の楽器ができる知り合いとスタジオに行くことです。
ベースという楽器の特性上、1人だけで練習していてもモチベーションが上がらないのはある意味仕方ないのかもしれません。
どんな楽器でもいいので、一緒にスタジオに行って練習する仲間を探してみましょう。それだけで、だいぶモチベーションも上がるものです。
私もよく、サックスをやっている会社の後輩とスタジオに行くのですが、ベースとサックスだけではせいぜい曲に合わせて弾くくらいが限界です。
ただそれだけでも、音楽の話ができるのは楽しいですし、お互いの楽器を称え合って演奏するだけでも充分に楽しめます。
お互いに、相手の楽器は演奏できないので「スゲェ!」って思ったり思ってもらったり。それだけで気分も上がってきます。笑
弾きたくないと思った時は弾かない
モチベーションが上がらないときに気をつけておきたいことがあります。
それは、無理に弾こうとしないことです。
まず、弾きたくないと思っている時に無理に弾こうとすると、潜在意識で「練習=やりたくないけどやるもの」という意識が根付いてしまいます。
そうなると、練習しようって思うだけでやる気が減退します。
せっかくベースを始めたのに、練習を楽しいって思えなくなったらもったいないですよね。
なので、やりたいと思った時にやって、やりたくない時は無理に練習する必要は無いです。
1ヶ月や2ヶ月、なんなら1年でも、弾かない期間があっても良いんじゃないでしょうか。
私も、1ヶ月や2ヶ月の間、まったく弾かなかったことなんてしょっちゅうありますし、半年以上弾かなかった時だってあります。
それでも、ベースを趣味だと思っていて、いつでも手が届くところにベースがあれば、自然とまたやりたいって思える時がやってきます。
そうなった時にまた始めれば良いのです。
それを繰り返していくと、そのうちに上達していて、練習も凄く楽しいものになっています。
まとめ:自分のペースで練習しましょう!
本記事では、ベース練習のモチベーションが上がらないときの対処法について解説しました。
筆者が本記事で伝えたかったのは「自分のペースで練習しましょう!」っていうことです。
練習意欲が低下したり、ベースの練習を敬遠するようになって、ベースそのものが嫌になってしまったらそれこそもったいないです。
- ベースを弾くことで生計を立てている
- ライブなどの大事なイベントが控えている
- 弾き続けないと心臓が止まる
そうじゃない限りは、自分が続けられるペースでゆっくりと上達していけばOK!
せっかくベースを始めたのだから、楽しい!って思いながら続けていきたいですよね。
ベースが自分の趣味だと自信を持って言えるのであれば、多少弾かない期間があったとしてもそれは立派な趣味です。
趣味と公言している以上、ちゃんと練習して続けていかないと…
こんな風に強迫観念を持つ必要は無いです。
楽しくベースを続けていきましょう!
本記事は以上です。練習のモチベーションは上がりましたか?
楽しいベースライフを!
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