ベースをやっている人なら、練習のモチベーションが上がらずにおっくうになるようなこと、ありますよね。
私もかれこれ10年以上ベースをやっていますが、練習のモチベーションが上がらないことはよくあります。
モチベーションが上がらない時の1番の対処法として、10年以上続けてきて導き出した結論は
無理に弾こうとしないことです。
まず、弾きたくないと思っている時に無理に弾こうとすると、練習=やりたくないけどやるっていう潜在意識が付いてしまいます。
そうなると、練習しようって思うだけでやる気が減退します。
せっかくベースを始めたのに、練習を楽しいって思えなくなったらもったいないですよね。
なので、やりたいと思った時にやって、やりたくない時は無理に練習する必要は無いです。
1ヶ月や2ヶ月、なんなら1年でも、弾かない期間があっても良いんじゃないでしょうか。
私も、1ヶ月や2ヶ月の間、まったく弾かなかったことなんてしょっちゅうありますし、半年以上弾かなかった時だってあります。
それでも、ベースを趣味だと思っていて、いつでも手が届くところにベースがあれば、自然とまたやりたいって思える時がやってきます。
そうなった時にまた始めれば良いのです。
それを繰り返していくと、そのうちに上達していて、練習も凄く楽しいものになっています。
今の私がまさにその状態です!
なので、自信を持って言います。やりたくないと思った時は無理に弾かなくても良いです。
ただ、それだけしか言わないのも無責任ですし、ライブが控えているバンドマンなら練習したくないから練習しないっていうわけにもいかないと思います。
そこで、モチベーションが上がらない時の対処法を5つ紹介しておきます。
私自身、ベースが弾きたい!って気分に持っていきたい時に取り入れている方法なので、いくぶん効果は望めるはずです。
今まさにモチベーションだだ下がりな方、暇潰しでも良いので読んでみてください。
きっと、良いヒントが書いてありますよ。
練習のモチベーションが上がらない時にすること
YouTubeの演奏動画を観る
まず最初にオススメしたいのが、YouTubeでベースの演奏動画を観ることです。
他の人が弾いている姿を観ていると、自然とベースが弾きたくなってきます。
私も、暇さえあればYouTubeでいろんな人の演奏動画を見漁っています。笑
「ベース 弾いてみた」って入れて検索すればたくさんの演奏動画が引っかかってきますし、投稿日付順にしたりと設定をいじれば、わりと初心者の人の演奏も見つかります。
いろんな人の演奏を観ることで、自分好みの演奏者が出てくるかもしれません。
ただ、練習のモチベーションを上げるという目的の場合、あまりにも自分のレベルとかけ離れた人(プロや変態など)の動画を観ないようにするのが大事です。
上手すぎる人の演奏はついつい魅入ってしまいますし、自分とのレベルの差を見せつけられて逆にモチベーションを吸収される可能性があります。
「○○(自分の好きな曲) 弾いてみた ベース」とかで検索するとそれなりにモチベーションが上がる動画が引っかかってきやすいかもしれません。
「このフレーズなら自分も弾けるのでは?」などと考えながら観ると更に効果的です。
すぐに練習できる状態を作る
私のあるあるなんですが、練習のモチベーションが下がる原因のわりと上位にあるのが
セッティングがめんどくさいということです。
30分しか練習する時間が取れないのに、シールドをアンプに繋いで、エフェクターを繋いで、チューニングをして…と、セッティングのことを考えると練習がおっくうになることがしばしばあります。
そこで私もやっている方法が、すぐに練習に入れる状態を作っておくことです。
具体的に話しますと
- アンプ内蔵のベースを購入する
- ヘッドホンを繋ぐだけで練習できるようにする
などがあります。
アンプ内蔵のベースは、持っていない人からしたら現実的な対処法とは言えませんが、1つの手段として知っておくのはアリかと思います。
私は、偶然にも友人から頂いたので、アンプ内蔵のベースを持っています。
ちょっと弾きたいなーって時にはちょうど良いです。
その他に、私もよくやっているのがベースにヘッドホンだけを挿した状態で練習をする方法です。
シールドもアンプも繋ぐ必要はありません。エフェクターの設定も不要です。
ベースにヘッドホンを挿して、生音で練習します。
音作りが大事だとか、アンプに繋ぐのが大事とか、一旦置いておきましょう。
それよりも、まず練習をするという行動を起こすことが大切です。
とは言え、ベースに直接ヘッドホンを挿しても音は鳴らないのが普通です。
(私のベースはなぜか鳴りますが…)
VOX製の「amPlug」や「amPhones」などといった、ベースに直に挿して使えるアンプを1つ持っておくと、手軽に練習ができるようになります。
ベース練習のための時間を作る
○時から○時までの〜分間、ベースを練習する!
っていう固い意思を持って、何が何でもその時間を空けるように行動して、ベース練習の時間に充てる、という半ば強引な方法です。

今日、時間があったら練習しようかな〜
と考えていても、練習する可能性はほぼゼロです。
練習のための時間を作っておけば、自ずと練習するようになる可能性は高くなるでしょう。
気が散るものは近くに置いておかない、スマホは触らない、などの規制をしておくと更に効果的です。
練習して弾けるようになった曲を聴く
練習して弾けるようになった曲があるなら、その曲を聴けば自然と頭のなかでベースラインが流れてきますよね。
ベースラインが流れるとどうでしょう。自分が演奏しているイメージも湧いてきませんか。
そのまま聴き続けているとだんだん「ベース弾きてぇぇぇぇ!!!」ってなってきます。
頑張って練習して弾けるようになった曲を聴くのも、効果的な方法と言えるでしょう。
弾ける曲をまだ持ち合わせていない人は、下記の記事も参考にしてみてください。
他の楽器ができる知り合いとスタジオに行く

ベースという楽器の特性上、1人だけで練習していてもなかなかモチベーションが上がらないっていうのはある意味仕方ないのかもしれません。
そういう時は、他の楽器ができる知り合いとスタジオに行って練習するのも効果的です。
どんな楽器でも良いです。一緒にスタジオに行って練習する仲間がいるだけで大分モチベーションも上がってきます。
私もよく、サックスをやっている会社の後輩とスタジオに行くのですが、ベースとサックスだけではせいぜい曲に合わせて弾くくらいが限界です。
ただそれだけでも、音楽の話ができるのは楽しいですし、お互いの楽器を称え合って演奏するだけでも充分に楽しめます。
お互いに、相手の楽器は演奏できないので「スゲェ!」って思ったり思ってもらったりするだけで気分も上がってきますしね。笑
弾きたくないと思った時は弾かない

大事なことなので繰り返しになりますが
弾きたくないと思った時は無理に弾く必要はありません。
練習意欲が低下したり、ベースの練習を敬遠するようになってしまったらそれこそもったいないです。
- ベースを弾くことで生計を立てている
- 文化祭やライブなどの大事なイベントが控えている
- 弾き続けないと心臓が止まる
そうじゃない限りは、自分が続けられるペースでゆっくりと上達していけば良いです。
楽しい!って思えなければ、続ける必要が無くなってきます。
せっかくベースを始めたのだから、楽しい!って思いながら続けていきたいですよね。
ベースが自分の趣味だと自信を持って言えるのであれば、多少弾かない期間があったとしてもそれは立派な趣味です。

趣味と公言している以上、ちゃんと練習して続けていかないと…
こんな風に強迫観念を持つ必要は無いです。
楽しくベースを続けていきましょう!
今回は以上です。練習のモチベーションは上がりましたか?
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