ベースの指弾きで爪が当たるのはダメ?【デメリット&2つの対処法】

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ベースで指弾きすると爪が当たる…気になりますよね。

私も趣味で10年以上ベースを弾いていますが、初心者のころは爪がカチカチと当たるのが気になっていました。



でも実際、指で弾いているときに弦に爪があたるのはダメなのか?

結論からいうと、NGです。



今回は爪が当たることによるデメリットと、爪が当たるときの対処法について解説していきます。

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ベースの指弾きで爪が当たることによるデメリット

ベースで指弾きするときは、基本的に爪が当たるのはNGとされています。

なぜなのか、爪が当たることによるデメリットを見てみましょう。

爪があたる音=アンプを通すと大きな雑音になる

爪があたって鳴るカチカチという音は、弾いているときにはあまり気にならなくても、アンプを通すと大きな雑音となります。

とくに、ヘッドホンをとおして音を聴くとハッキリとわかります。



指で弾くことで得られる、やわらかくて深みのあるサウンドが指弾きの味です。

爪が当たる音がアタック音となってしまい、指弾きが持つサウンドの味も薄れてしまいます。



ギターならあえて爪で弾く奏法もありますが、ベースではあまり爪で弾くことはありません。

指弾きの持ち味を最大限に活かすためにも、指弾きで爪があたるのはNGといえます。

爪が引っかかって弾きづらい

指弾き演奏中に爪があたると、単純に弾きづらいです。



「指弾き」の名の通り、本来は指で弾くのがただしい弾きかた。爪があたると、わずかにリズムがずれてしまいます。

ベースはリズムが命の楽器なので、このわずかなリズムのずれが大きなデメリットに繋がります。



さらにいうと、爪は長さが変わるので、爪の長さによって演奏のコンディションが変わってしまいます。

どんな楽器でもそうですが、毎回演奏のコンディションが変わっていては上達するのも困難です。



爪があたると弾きづらくなり、演奏性に影響が出てきます。

爪が割れる危険がある

ベースはギターと違って弦が太いので、爪で弾くと爪にかかるダメージも大きくなります。

日常的に爪をつかって弾いていると、爪がボロボロになってしまうかもしれません。(私は爪で弾かないので、具体的にどうなるかわからないですが…)



繰り返しの演奏でボロボロになるのもそうですが、もうひとつの懸念はベース弦のテンションの強さにより爪が割れること

ベース弦を張ったときにベースにかかる力(張力)は、1つの弦につき約20kgといわれています。

このように強い力で張っている弦に爪がひっかかると、場合によっては爪が割れてしまう可能性もあります。



ケガの懸念からも、爪で弾くのはやめておいた方がいいですね。

ベースの指弾きで爪が当たるときの対処法2つ

続いて、爪が当たるときの対処法についてです。

爪があたる場合は、ちゃんと適切に対処しなければなりません。

そこで、2つの対処法について解説していきます。

対処法① 爪を短く切る

あたりまえですが、爪があたる場合は短く切りましょう。

ほとんどの場合、爪があたるという悩みは爪を短く切れば解決します。それでも解決しない人は、後述する2つめの対処法を試してみてください。



最適な爪の長さとはどれくらいなのか?結論を言うと、それは人によって違います。

要は、カチカチ音が鳴らなくなるまで切ればいいのです。なので、ちょっと伸びててもカチカチ鳴らないのならOK。



爪を短く切るサイクルは

限界まで短く切る → 爪があたるまで長くなったらまた限界まで切る

こんな感じで、あなたの爪を切る頻度を確かめてみたらいいかと思います。



参考までに、私は1週間に1回くらいのペースで爪を切っています。

ずっとベースを続けているので、ベースのためとか関係なく0.5ミリでも伸びていたら気になるようになってしまいました。笑

対処法② 弾き方を改善する

どれだけ爪を切ってもカチカチ当たってしまう場合は、弾き方を改善する必要があります。

限界まで爪を切っても解決しないのなら、それはもう爪の問題ではありません。



手の大きさ、指の長さ、爪のかたちは人それぞれ。

弾くときの感覚は一人ひとり違うので、試行錯誤を繰り返してあなたに合った弾き方を探さなければなりません。



よくあるNGな弾き方を挙げてみます。

  • 指を曲げすぎ
    ⇒ 弾くときの指の角度が爪があたりやすい
  • 指を伸ばしすぎ
    ⇒ 指の先端で弾くことになって爪があたりやすい

弦をはじくときは、力を抜いて、指の付け根を意識しながら、自然に弦を振り抜くイメージです。

まとめ:爪はつねに短く切っておきましょう

以上、ベースの指弾きで爪が当たるのがNGな理由と、対処法についてでした。



どれもあたりまえの話ですが、特に初心者のころは意外と気がつかないものです。

ベースを弾く人なら「爪は短くて当たり前!」くらいの気持ちで、つねに短く整えておきましょう。



この記事の内容が、少しでもあなたのお役に立てたのなら幸いです。

他にもベースに関する記事をたくさん書いていますので、よかったらご覧になってみてください。

では、楽しいベースライフを!

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