
新しいベースアンプが欲しいな…。
ベースを続けていると、ふとこんな風に思うことありますよね。
- 初心者セットでベースを購入した
- 適当に安いベースアンプを選んだ
こんな人は特にそうだと思います。
でも正直、新しいベースアンプが欲しいと思っても、どんなベースアンプがいいのか、何を選んだら良いのかってわからないですよね。
そこで本記事では、自宅練習用ベースアンプの選び方とおすすめを紹介していきます!
筆者は趣味で10年以上ベースを続けているので、本記事の内容はそれなりに信頼性あるんじゃないかと思います。
- 初心者向けのものが欲しい!
- 脱初心者くらいのちょっといいものが欲しい!
- 持ち運びできるものが欲しい!
- 手軽に練習できるものが欲しい!
ひとくちにベースアンプと言っても、たくさんの選択肢があります。
それでは、いってみましょう!
自宅練習用ベースアンプの選び方
アンプは、目的に合わせて選ぶのが大切です。
なぜなら、ベースアンプが欲しいと思う理由は人によって違うから。
例えば、ベースを始めたばかりでこの先つづけるかどうかもわからないのに、ウン万円もする高価なベースアンプを買うのはどうかと思います。
また、アパート暮らしなどアンプから音を出しづらい環境なら、あえてアンプを買わないって方法もあるかもしれません。
こんな感じで、目的によって選ぶべきベースアンプは変わってきます。
ベースアンプの種類
ひとくちに「アンプ」といっても、さまざまな種類があります。
- セパレートタイプ
ヘッドアンプとキャビネットに分かれたもの。イメージは、スタジオにあるような大型のアンプ。
- コンボタイプ
ヘッドアンプとキャビネットが一体化したもの。イメージは、自宅練習向きの小型のアンプ。
- チューブアンプ
真空管によって電気信号を増幅
太く暖かい音色が特徴
- ソリッドステートアンプ
トランジスタにより電気信号を増幅
クリアな音色が特徴
一般的にアンプというと、このようなものをイメージされます。
ただ、「アンプ」とはベースから送られる信号を増幅させて大きな音を出すためのものです。
なので、音を増幅してヘッドホンやイヤホンで出力するものや、ヘッドホンに直接アンプが内蔵されたものもアンプと呼んでいいかもしれません。
自宅練習用なら、ほとんどの場合は「コンボタイプ」のアンプを選ぶことになるかと思います。
ベースアンプを選ぶときのポイント
自宅練習用のベースアンプを選ぶときのポイントは下記の3つ
- 出力 10W〜30W くらい
- ヘッドホンでも練習できる
- 定番で有名なもの
この3つは必ずおさえておきたいポイントです。
1つの目安ですが、出力10W未満だと音がスカスカになり、逆に30Wを超えると自宅練習用としてはちょっと強すぎるくらいです。
なので、出力は 10W〜30W くらいから選ぶのがおすすめ。
また、自宅練習用のアンプならヘッドホンを繋いで練習できるかどうかも重要です。
ベースの重低音は思ったより響くもの。家族や近隣への配慮、または深夜の練習など、ヘッドホンが必要となる場面は必ずあります。
あとは、そこそこ定番で有名なものを選ぶってのも大事ですね。よくわからないメーカーのものを選ぶよりも安心できると思います。
自宅練習用ベースアンプのおすすめ【4種】
それでは、おすすめのベースアンプを目的別で4種類紹介していきます!
初心者向けのベースアンプ

初めてベースアンプを買う

初心者セットで付いてきたアンプから買い替えたい
そんな初心者さんにおすすめなベースアンプは間違いなく下記です!
VOX / Pathfinder BASS 10
別記事「ベースを始めるために必要なもの」でも推していますが、初めての購入ならこれ1択と言ってもいいくらいです。
この『VOX Pathfinder BASS 10』は
- 出力はちょうど良い「10W」
- 本体サイズは「コンパクト」
- ヘッドホン・アウト搭載
- お手頃の値段「7,000円ほど」
まさに、欲しい機能をふんだんに盛り込んだ最強の一品です!
見た目もシンプルでカッコイイですしね。
長く愛着がもてるベースアンプとなりますよ♪
脱初心者くらいのちょっと良いベースアンプ

初心者向けより1ランク上のベースアンプが欲しい

1〜2万円くらいの範囲で良いものが欲しい
こんな人にピッタリなベースアンプは下記です!
Hartke / HD25

Hartke(ハートキー)といえば、ベースアンプのスタンダードとも言われるほど良質なベースアンプが揃っています。
そんなHartkeから、25W出力の
『Hartke HD25』
Hartke HD25は、スタジオで使うベースアンプを思わせるパワフルな音が特徴です。
- 25W出力のパワフルなサウンド
- 多彩なノブでの音作り
- ヘッドホン・アウト搭載
- CDインプット端子に繋いで「曲を流しながら練習」
こんな感じで、自宅練習用としては文句なしの機能を持っています。
お値段は20,000円ほど。
長く愛用できるベースアンプです!
持ち運び可能!電池駆動のベースアンプ

友人や親戚に演奏を披露したい

屋外で演奏したい
様々な理由から、ベースアンプを外に持ち出して使いたいときもありますよね。
そんな時におすすめなのが、電池駆動のベースアンプです!
Laney / Mini-Bass NX

電池駆動のベースアンプは、そこまで多くありません。
そんな中から選ぶなら
『Laney Mini-Bass NX』がおすすめ。
このベースアンプは、3インチのスピーカーが2つ搭載されており、小さいながらもしっかりとしたベースサウンドが得られます。
それよりなにより、この『Mini-Bass NX』のメリットは持ち運びの利便さです。
- 本体サイズ「14.6 × 20.5 × 13.0 cm」
- 本体重量「1.42kg」
大きさのイメージは、だいたいA4用紙くらい。
重さは500mlのペットボトル3本分くらいです。
このコンパクトさと重量、疲れません!
ROLAND / MICRO CUBE BASS RX
同じく電池駆動のベースアンプとして
『ROLAND / MICRO CUBE BASS RX』
がありますが、こちらは本体重量6.4kgです。
けっこう重いですよね…。
『Mini-Bass NX』も『MICRO CUBE BASS RX』も、どちらも単3乾電池6本で駆動します。
ただ、どちらも出力3W程度ということもあり、良質な音を期待しての購入はおすすめしません。
電池駆動のベースアンプならここは妥協すべき点で、あくまでも持ち運びの使用を想定しています。
手軽に練習したい時は…

シールドを繋いでアンプをセッティングして…という作業が煩わしい

場所を選ばずに練習がしたい
上記に当てはまる人には『ヘッドホンアンプ』をおすすめします!
ヘッドホンアンプは、先に紹介したアンプのようなスピーカー内蔵のものとはちょっと違います。
それ自体が音を出力することはできませんが、ヘッドホンを繋ぐことでベースの音を出力します。
正直な話…私は自宅で練習する時、コンボ型のアンプはほとんど使っていません。
というのも、やはり「アンプのセッティングがめんどくさい」「練習場所が縛られる」のどちらも当てはまり、面倒に感じるからです。
そんな私は、練習する時は「ベースから直接ヘッドホンで音を拾う」方法を取っています。
そこで活躍するのが『ヘッドホンアンプ』というわけです。
ヘッドホンアンプにも様々な種類があるので、厳選して3つ紹介します。
PJB(PHIL JONES BASS)/ BIGHEAD
BIGHEADは、ヘッドホンアンプの中でもベストセラーとなっている商品で
『VOLUME・GAIN・TREBLE・BASS』
と多彩なコントロールが可能であり、良質な音での練習ができます。
内蔵式のリチウムバッテリーで、連続8時間の演奏が可能。
本体サイズも『65(W) x 135(D) x 25(H) mm』とコンパクトで、持ち運びにも便利!
- 良質な音で練習をしたい
- 野外やライブハウスで使いたい
- 長く使えるヘッドホンアンプが欲しい
上記に当てはまる方にはピッタリの商品です!
ただ、お値段が高いです…。だいたい20,000円くらい…。
VOX / amPlug2 Bass

『amPlug2 Bass』は、ベースにヘッドホンを直接繋いで練習したい時に超便利です。
VOXオリジナルのBassilatorを搭載しており、コンパクトな見た目なのにしっかりとした重低音を出力してくれます。
電池駆動で、最大17時間の連続プレイが可能です。
価格は4,000円ほどと安く、ヘッドホンでベースの練習をしたいと思った時に、1番手軽かつ安価で入手できるのが魅力です。
VOX / amPhones BASS
外部機器を介してヘッドホンを接続して…それすらも煩わしい!という方には、もうヘッドホンを直接ベースに挿しちゃって下さい!笑

VOXの『amPhones BASS』は、ヘッドホンにアンプが内蔵されているので、ヘッドホンをベースに直接挿すだけですぐに練習が可能です。
毎日の練習で使わなくても、時々サッと練習したいこともあると思います。
価格は6,000円ほど。
コンボ型のベースアンプと併せて、1つ持っておいても良いかもしれません。
最後に:アンプはしっかり選びましょう
以上、ベースアンプの選び方とおすすめについてでした。
この記事では「自宅練習用」かつ「初心者向け」のアンプに絞って紹介しました。
アンプは、必要でありながら買い直しが難しい機材です。なので、後悔が無いようにしっかりと、あなたに合ったアンプを選びましょう。
他にもベースを弾くのに必要な機材について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
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