ベースの指弾き(2フィンガー)で速く弾くためのコツやポイントは?

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ベースの指弾きを毎日練習しているけど、指が速く動かないからテンポが速い曲だと指が追い付かない…どうやったら指が速く動くようになるの?

ベースを弾いている人で、このような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。



本記事では、ベースの指弾き(2フィンガー)で速く弾けるようになるためにはどうすればよいかについて書いていきます。

この記事を書いている私は、ベースを10年以上続けています。

指が速く動くようになったのはここ1、2年の話ですが、今は2フィンガーでBPM210くらいまでなら安定して8分音符を鳴らし続けられます。
(頑張ればBPM240くらいまで弾ける!←強がり

BPMとは?

beats per minuteの略
1分間に刻むビートで、曲のテンポを表す。
BPM60なら時計の秒針と同じ速さ。

指弾きで速く弾くためにはどうしたらいいの?という疑問に対して、私が思う答えは

『練習を重ねる』です。

ここにきて精神論かよ!って思うかもしれませんが、ちゃんと理由があります。どういうことなのか、本記事で解説していきますね。



あわせて、指弾きで速く弾くための「ピッキングのコツ」と「効果的な練習方法」も解説します。

テンポが速い曲を弾けなくて悩んでいる方は、一度読んでみてください!

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ベースの指弾きで速く弾くためのポイントは『筋肉』

まず、指弾きで速く弾けるようになるための重要なポイントは『弾くときに使う筋肉』だと私は考えています。



指でピッキングするときには、指先だけではなく、腕や手首など多くの筋肉を使っています。

特に、弾いているときに腕の筋肉に集中してみると、ちゃんと腕の筋肉を使って弦をはじいている感覚がわかると思います。

いまいちピンとこなければ、実際に弾いてみてください。

このように、ベースを弾くときにはたくさんの筋肉を使うので、安定して弾くためには演奏で使う筋肉を鍛える必要があります。



筋肉を鍛えると言っても、筋トレをするわけではありません。

ここで冒頭のお話に戻るのですが、指弾きで使う筋肉を鍛えるには『練習を重ねる』のが1番効率的かつ効果的だと考えます。

というよりも、演奏に使う筋肉を演奏以外の方法で鍛えるのもナンセンスだと思わないですか?

というわけで、指弾きで速く弾くためには『練習を重ねる』という結論になります。



強いて言うなら、指のストレッチくらいは効果があるかもしれません。運動をする前に準備体操をするのと同じ感覚です。

速いピッキングには指の柔軟性も大事なので、日頃からストレッチしておくと柔軟なピッキングができるようになるかもしれません。

指弾きで速く弾くためのピッキングのコツ

2フィンガーで速く弾くときに私が意識している大切なポイントは2つ

「脱力」「ハッキリとはじく」です。

ポイント1:脱力

繰り返しですが、ベースのピッキングには多くの筋肉を使っています。

無駄な力が入っているとすぐ疲れてしまうのは簡単に想像できますよね。

なので、まず1つめのポイント「脱力」が大事になってきます。

脱力は、速く弾くときに限らず、指弾きする上で大切なポイントです。

ポイント2:ハッキリとはじく

それともうひとつ、指を速く動かそうとするとピッキングが弱くなってしまいがちです。

脱力するといっても、弦を撫でるように軽くピッキングするのとは違います。

力を抜きながら、力強くピッキングするのがコツです。

これが「ハッキリとはじく」です。



指弾きで速く弾くときは、力を抜きながらしっかりとはじき、1粒1粒の音をしっかりと鳴らす意識が大切です。

私もよく参考にさせていただいている教則動画がありますので、引用させていだたきます。

引用:YouTube

速く弾けるようになるための効果的な練習方法

「速く弾く」ことを重視するなら、速く弾けるようになるための練習をしないと上達はなかなか難しいです。

そこで、私も普段からやっている「速く弾けるようになるための効果的な練習方法」を3つ紹介します!

メトロノームに合わせて弾く

速く弾けるようになるための練習、1つめはメトロノームにあわせて弾く方法です。

速く弾く練習に限らずですが、メトロノームに合わせて弾く練習は効果絶大です。



メトロノームがないと、リズムがモタついたりハシッたりしても、頭の中でリズムを補正できてしまいます。(要は誤魔化して演奏できるってこと)

メトロノームがあれば誤魔化しは利かないので、モタついたりハシッたりしても常に正しいリズムに補正していかなければなりません。

正しいリズムを身につけることができ、かつ速いリズムの練習になる。まさに一石二鳥ですね!



速く弾く練習なら、あなたが今安定して弾ける速さよりちょっと速いくらい(ちょっと苦しいと感じる速度)で弾いてみましょう。

延々と8分音符を刻むだけでもOKですが、退屈に感じるなら下記の記事も参考にしてみてください。

8分音符ルート弾きの曲を弾き倒す

速く弾けるようになるための練習、2つめは8分音符ルート弾きの曲を引き倒す方法です。

要は「曲にあわせて弾く練習」です。本来はピックで弾くような“8分音符ルート弾きの曲”を指で弾きまくります。



曲に合わせて弾くので、楽しく練習することができます。

選曲のコツは、自分が弾ける速さよりちょっと速いくらいの曲を選ぶことです。

たとえば…

  • 小さな恋のうた / MONGOL800
  • 曇天 / DOES
  • リンダリンダ / THE BLUE HEARTS

などなど。左手の指の動きが少ない曲を選ぶのがポイントです。



選曲に悩んだら、下記の記事も参考にしてみてください。

安定して弾ける曲を倍速で演奏する

速く弾けるようになるための練習、3つめは安定して弾ける曲を倍速で演奏する方法です。



いまのあなたが1曲通して弾ける曲を、YouTubeの再生速度機能や倍速再生できる音楽プレーヤーを使って、速度を変えて練習します。

限界よりちょっと速いくらいの速度で弾くと、指を速く動かすための効果的な練習になります。

普段から練習している曲を使うので、すぐに実践できるというメリットもあります。

指弾きで速く弾けるようになるための心得

ベースの指弾きで速く弾けるようになる練習をする上で大切な心得があります。

それは、いきなり弾けるようになろうとしないこと。



言ってしまえば指を速く動かすだけなので、上手く弾けないと「なんで弾けないんだ…!」と萎えてしまって、最終的に「自分はこれ以上速く弾くのは無理だ」と無意識に限界の壁を作ってしまうこともあると思います。

普段から速く弾く練習をしていないのなら、速く弾けないのは当たり前です。

練習を重ねることで、徐々に弾くときに使う筋肉や弾く感覚が身に付いていくものです。



少年野球の子が、いきなり140キロの球を投げれるようにはなりません。

英語をどれだけ勉強しても、実際に喋ってみなければ発音やイントネーションは身につきません。

上手くなる感覚や必要な筋肉が足りていないので、当たり前のことです。



速く弾けるようになると曲のレパートリーも増えるし、テクニックの面で一歩前に出られるようになります。

はやる気持ちもあると思いますが、地道に練習を重ねて感覚や筋肉を鍛えるしかないので、焦らず少しずつできるようになっていきましょう!

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