ベース弦って、どれくらい使ったら交換したら良いの?
このような疑問を解決します。
ベースはギターのように簡単に切れたりサビたりしないので、弦の交換頻度などよくわからないですよね。
この記事では、ベース弦の交換頻度と張り替えの目安について解説していきます。
この記事を読めば、ベース弦はどれくらいで張り替えたら良いか?というモヤモヤが消えて、適切な交換頻度がわかるようになります。
ベース弦の交換頻度はどれくらいが良いか?
結論は、〇〇日に一度とかではなく、あなたが張り替えたいと思ったときに張り替えるで良いと思います。
一般的に弦の寿命は2週間程度と言われますが、短いですよね。これは、交換したての音のブライト感がなくなる時期だからです。
いわゆる「弦が死んだ状態」ですね。
交換頻度は人によってまちまち
交換頻度は人によってまちまちです。プロでも数日で交換する人もいれば、何ヶ月も交換しない人もいます。
一般的に、張り替えたてのブライトな音が好まれますが、時間が経ってモコモコとした「死んだ音」を好むプレーヤーも多いです。
弦の種類や練習時間にもよる
たとえば、フラット弦はラウンド弦よりもサビや汚れなどに強く、寿命が長い傾向です。
また、毎日30分だけ練習する人と、毎日10時間練習する人だと、弦の劣化速度も変わります。
ほかにも、練習後に汚れを拭き取ったりコーティングするなどの手入れをちゃんとしているかどうかも影響します。
一概に、〇〇日に一度は交換しましょうということは言い切れないですね。
ベース弦の張り替え目安
交換頻度は人によるとはいえ、どうなったら張り替えるかの目安は知りたいですよね。
ベース弦は、次のような状態になったら張り替えを検討したら良いかと思います。
- 音が気になったとき
- 汚れやサビが気になったとき
- 弦が切れたとき
- 演奏に違和感を感じたとき
- 気分で交換したいと思ったとき
- 2ヶ月毎など定期的に
- ライブやレコーディングなどの前
ちょっと多いですが、順番に詳しく見ていきましょう。
音が気になったとき
1つめは、音が気になったときです。
使用頻度や周辺環境にもよりますが、2週間程度でブライト感がなくなり、2ヶ月くらいで完全に劣化する感覚です。
弦の劣化が進むと、サスティン(音の伸び)がなくなったり、モコモコと曇ったような音になったりします。
音の好みは、個人の嗜好や演奏スタイルなどでまちまちなので、音が気になって「交換したい」と思ったら交換しましょう。
汚れやサビが気になったとき
2つめは、汚れやサビが気になったときです。
とくにラウンド弦では、汗や手垢で汚れやサビが出やすい傾向。
毎日のお手入れである程度は防げますが、長く使っているとどうしても蓄積してきます。
サビは、弦だけなら交換すれば済みますが、フレットに移ると大変です。汚れやサビが気になったら、早めの弦交換をおすすめします。
弦が切れたとき
3つめは、弦が切れたときです。
ベースでは滅多に弦が切れることはありませんが、ペグ付近など細いところで切れることはあります。
弦が切れたまま放置していると、ネックにかかるテンション感が変わるので、反りなどのネック不具合につながる可能性があります。
なので、こちらも早めの交換をおすすめします。
また、切れた弦1本だけの交換も基本はNG。古い弦のなかで1本だけ新しい弦だと音のバランスが崩れます。
新品の弦に替えたばかりで1本だけ切れた、とかなら1本だけの交換でも良いですが…。
演奏に違和感を感じたとき
4つめは、演奏に違和感を感じたときです。
たとえば、スライドやグリスで引っかかるようになった、音がビビるようになった、チューニングがすぐズレるようになった、など。
一概に弦だけが原因とは言えませんが、弦が古い状態での演奏の違和感は、弦交換することで改善されることが多いです。
気分で交換したいと思ったとき
5つめは、気分で交換したいと思ったときです。
いろんな理由で、弦を交換したくなるときはあります。
単純に気分転換であったり、新品にしたいときや、太さや材質など違う種類のものをためしたいときなど。
弦は消耗品なので、交換したいと思ったら自由に交換しましょう!
2ヶ月毎など定期的に
6つめは、2ヶ月毎など定期的にです。
長く同じ弦を張り続けるのも良いですが、それでもたまには弦を交換したいところ。
感覚ですが、2ヶ月も経てば弦はほとんど死んでいる状態と言ってよさそうです。
弦に対してとくにこだわりがなく、定期的に替えたいなって思ったら、ひとつの目安として2ヶ月で見ておけば良いかと思います。
ライブやレコーディングの前
7つめは、ライブやレコーディングの前です。
前といっても、直前ではありません。弦を張り替えた直後はチューニングがズレやすかったりと、弦の状態が安定していないので。
「弦を張り替えてから自分の好きな音が出るタイミング」から逆算して、本番の何日前に弦を張り替えるか決めましょう。
とくになければ、1〜2日前に交換して馴染ませておけば良いかと思います。
弦を変えて気持ちよく演奏しましょう!
本記事では、ベース弦の交換頻度と張り替えの目安について解説しました。
弦を替えると楽器もキレイになるし、気持ちもスッキリします。
適切なタイミングで弦を交換して、気持ちよく演奏しましょう!
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本記事の内容は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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