ベース用のエフェクターで、最低限なにが必要なのかを知りたい
本記事では、このような疑問を解決していきます。
エレキギターやエレキベースには、非常にたくさんの種類のエフェクターがあります。
たくさんありすぎて、どのようなエフェクターが必要なのかってわからないですよね。
今回は、ベース用エフェクターに焦点を当てて、ベースに必要最低限なエフェクターとは何か?という疑問に応えてみたいと思います。
ベース用エフェクターで必要最低限のものとは?
結論からいうと、ベース用エフェクターで「最低限必要なもの」はありません。
「最低限必要なもの」はない
エレキベースは、シールドケーブルでベース本体とアンプを繋げば、エフェクターなしでも音を出すことができます。
ベース本体からシールド1本で直接アンプに繋ぐことを「アンプ直」と言ったりしますが、このスタイルを好むプレイヤーも多くいます。
ベースは「リズム楽器」であり、曲やバンドを土台から支えるのが役割です。そのため、下手にエフェクターで音を変化させると、ベースの役割から離れてしまう可能性もあります。
このように「エフェクターがなくても音楽ができる」という意味から「最低限必要なもの」はないという結論になります。
必要かどうかは目的による
ベースにエフェクターが必要かどうかは、目的によります。
- 求めている音が出せない
- アンプに依存せず同じ音を出したい
- 曲により音を変えたり、曲中で音を切り替えたい
上記のように、エフェクターを使わないと達成できない目的があるときに、初めてエフェクターが必要になります。
つまり、目的がないのに「必要最低限なエフェクターはなにか?」と疑問をもつのは、矛盾した考え方ということになります。
「ベースにはエフェクターが必要」という固定観念があるのかもしれません。
繰り返しですが、ベースはエフェクターがなくてもベースとしての役割を果たせるので、「最低限必要なもの」は無いと考えてOKです。
初めての購入におすすめのベース用エフェクター3選
最低限必要なエフェクターは無いとわかっていても、やっぱりエフェクターって気になりますよね。
ということで、ここからは初めての購入におすすめのベース用エフェクターを3つ紹介していきます。
ZOOM MS-60B
1つめは、ZOOM MS-60Bです。
MS-60Bは、142種のエフェクトを再現できるコンパクトマルチエフェクターです。
※2017年6月以降MS-60B(v2.00) で142種
さまざまなエフェクトを試すことができるので「どんな音が欲しいかわからない」といった悩みを解決する手掛かりとなります。
マルチエフェクターで色々な音を試す
↓
自分の演奏スタイルを確立してから、本当に欲しいエフェクターを改めて購入する
このような使い方ができるので、エフェクター初心者にまずオススメしたい1台です。
TECH21 Sansamp Bass Driver DI V2
2つめは、TECH21 Sansamp Bass Driver DI V2 です。
Sansamp Bass Driver DI V2 は、アマチュアからプロまで多くのアーティストが愛用する超定番のベース用プリアンプ。
クリーンなトーンからディストーションまで幅広いサウンドが表現可能で、この1台で多彩な音作りを楽しむことができます。
「エフェクターを使って音作りを楽しみたい」と思ったら、まずオススメしたい1台です。
ちょっとお値段は張りますが、購入してまず間違いないものになります。
EBS MultiComp
3つめは、EBS MultiComp です。
MultiComp は、コンプ系エフェクターでは非常に定番のものになります。
コンプは音を圧縮して音量差を少なくするものです。
この1台があれば、指弾き、ピック弾き、スラップなどの多彩なプレイにより磨きをかけることができます。
「日々の演奏にもっと味付けをしたい」と思ったらオススメしたい1台になります。
まとめ:目的に応じて必要かどうか判断しましょう
本記事ではベース用エフェクターで最低限必要なものはなにか?ということについて解説しました。
結論をまとめると
「最低限必要なもの」というのは無いので
エフェクターを使う目的に応じて必要かどうか判断しましょう
ということです。
エフェクターは、音を整えたり音色を変化させるのが目的です。求めている音にエフェクターが必要なら、その時に初めて購入するのが本来の買い方になると思います。
よくわからないけど、なにかエフェクターを試してみたいなと思ったら、ぜひ本記事で紹介したエフェクターを試してみてください。
本記事の内容は以上になります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
良いベースライフを!
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