ギターやベースをネットで買うのはアリなの?
本記事では、このような疑問に応えます。
楽器のように高価なものは、ネット販売だと粗悪なものが届かないか?など心配になりますよね。
そんな不安を解消するため、本記事では下記の内容をお届けします。
- ギターやベースをネットで買うのはアリか?
- ギターやベースをネットで買う際の注意点
- ギターやベースをネットで買うメリット・デメリット
私がネット販売を利用して思うことや、実際にネットでギターやベースを買った人の声を参考に、内容をお届けします。
ギターやベースをネットで買うか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
ギターやベースをネットで買うのはアリか?
結論から言うと、ネットで買うデメリットを受け入れられるならアリです。
ネットで買う最大のデメリットは、実物を見て触って確かめられないこと。
楽器を買う際に実物を見たり触ったりせずに買うのは、かなり勇気が必要なことです。
それもあって、私は基本的に実店舗での購入推奨派です。
- 実物を触ったことがある
- 欲しいものが決まっている
- 信頼できるネットショップから買う
- 楽器の調整は自分でもある程度できる
- 初心者なので高くないものを買う
- 自宅付近に楽器店がない
といった状態なら、私はネットからの購入は全然アリだと思います。
いまのご時世、粗悪品を売りつけるようなところも多くないと思いますし、有名な楽器店から購入すれば失敗も少ないでしょう。
もし購入後に不具合があっても、初期不良なら無償で返品・修理できるところも多いので、万がいち購入失敗しても大丈夫です。
ただし、10万、20万といった高価なものは、慎重になることをおすすめします…。
ギターやベースをネットで買う際の注意点
さて、いざネットで買うとなったとしても、注意しておきたいことがあります。次の4つです。
- 新品か中古か
- 検品・調整された状態で発送されるか
- 購入後の保証やサポートはあるか
- 誠実な販売店か
順番に、詳しく見ていきましょう。
新品か中古か
1つめは、新品か中古かです。
新品のように見えても、実は中古だという可能性もあります。
中古品が絶対にダメというわけではないですが、購入失敗の可能性を減らすなら新品を選ぶのがベターです。
新品か中古かをよく確認してから購入しましょう。
検品・調整された状態で発送されるか
2つめは、検品・調整された状態で発送されるかどうかです。
ネット販売では、購入時に検品・調整されずそのまま発送されたりすることもあります。
そのため、ちゃんと検品・調整されたうえで発送されるかどうかは気にした方が良いです。
参考までに、楽器通販大手のサウンドハウスでは、検品・調整されたうえで商品が発送されることが明記されています。
新品の場合はメーカーからの出荷時点で調整されているはずなので、それほど神経質にならなくても大丈夫かもしれませんが、商品購入したときにも検品・調整されていれば、より安心できますね。
購入後の保証やサポートはあるか
3つめは、購入後の保証やサポートはあるかどうかです。
実物を見て触ってからの購入ができないネット通販において、保証やサポートがないのは大きなリスクです。
新品購入かつ楽器店からの購入ならほとんど付いているとは思いますが…念のため購入前に確認はしておいた方が良いですね。
誠実な販売店か
4つめは、誠実な販売店かどうかです。
ネット通販だと、大手楽器店のみならず、さまざまな売り手がいます。
中には「売ってしまえば勝ち」みたいな不誠実な売り手も多くいることでしょう。
決して安くない楽器。どうせ買うなら、不誠実な販売店は避けたいですよね。
誠実な販売店かどうかは、レビュー・評価を見ればある程度は判断できると思います。
あとは、有名な大手楽器店のオンラインショップを選ぶことですね。不誠実だとブランドに傷が付くので、誠実な可能性が高いです。
ギターやベースをネットで買うメリット
ギターやベースをネットで買うメリットは次のとおりです。
- 実店舗より安く買える
- 実店舗に足を運ぶ必要がない
- 品揃えが豊富
- 店員トークを避けられる
順番に、詳しく見ていきましょう。
メリット1.実店舗より安く買える
オンラインショップなら、たいていの場合は実店舗より安く買えます。これには、2つの理由があります。
1つめは、ネットでは人件費がかからないから。
実店舗だと常に販売員が何人かいますが、ネットでは販売員が必要ないので、そのぶんコストカットができます。
2つめは、常に最安値を狙えるから。
実店舗だとその店にある楽器の価格で決まりますが、ネットなら無数の販売店での比較が容易です。常に安いところを狙えます。
以上の理由から、実店舗より安く買えるメリットがあります。
メリット2.実店舗に足を運ぶ必要がない
オンラインショップならすべてスマホで完結するので、移動の手間がありません。
近所に楽器店があればいいのですが、そうでなければ移動の手間と、欲しいものがなかったときの時間の損失は大きいです。
その点では、オンラインショップの方が大きく優位と言えます。
メリット3.品揃えが豊富
実店舗だと在庫に限りがありますが、オンラインショップなら欲しいものを検索すればすぐに見つけられます。
販売店による取り扱いの有無も瞬時に確認できるので、欲しいものが見つからない可能性は低いでしょう。
メリット4.店員トークを避けられる
オンラインでは従業員はいないので、当然ですが店員さんとのトークはありません。
欲しいと思ってたものと違うものを勧められたり、必要のないものを買うことになるといったことはなくなります。
静かに買い物したいならメリットです。
ギターやベースをネットで買うデメリット
ギターやベースをネットで買うデメリットは次のとおりです。
- 実際に見て触って確かめられない
- 困っても店員さんに相談できない
- 楽器店の空気感を感じられない
こちらも、順番に見ていきましょう。
デメリット1.実際に見て触って確かめられない
前述もしましたが、実際に見て触って確かめられないのは、楽器購入において最大のデメリットです。
画面越しでしか商品の確認ができないので、実物を見たときに「思っていたのと違った…」なんて残念なことになる可能性もあります。
サウンドもスピーカー越しです。
弾き心地はもちろん、重量感や手触りも確かめられません。
入念な下調べと、購入する勇気・覚悟が必要になります。
デメリット2.困っても店員さんに相談できない
オンラインでは従業員はいないので、困っても店員さんに相談できません。
その代わり、チャットや問い合わせフォームが用意されているので、なにかあればそちらから聞くことになります。
即効性に乏しいのは難点です。
デメリット3.楽器店の空気感を感じられない
私だけかもしれませんが、楽器店に入ってたくさんの楽器や機材に囲まれると、ワクワクした気持ちになります。
ギターやベースは眺めているだけでも楽しいですし、機材を手に取って選んでみたり、誰かが弾いている楽器の音に耳を傾けてみたり。
楽器を弾く人にとって、楽器屋は行くだけでも楽しいものだと思います。
そういった、楽器店独特の空気感は、オンラインでは感じられません。
購入後は状態をチェックしましょう
いざ、オンラインショップから購入!となっても、購入して終わりではありません。
ギターやベースを購入した後は、初期不良がないかなど状態のチェックをしましょう。
具体的には、次のような項目です。
- 外観に異常はないか(傷、汚れ、塗装はげなど)
- ナットやフレットに異常はないか(すり減り、飛び出し、バリなど)
- ネックは反っていないか
- 電気系統に異常はないか(音切れ、ガリ音など)
- その他、気になるところはないか
わからなければ、楽器に詳しい人に相談してみましょう。身近にいなければ、楽器店やリペアマンに相談しても良いと思います。
まとめ:あくまでもネットは購入手段のひとつ
本記事では、ギターやベースをネットで買うのはアリか?ということと、ネットで買う際の注意点やメリット・デメリットについて解説しました。
ギターやベースといった高価なものをネットから買うのは勇気が要りますが、あくまでも購入手段のひとつに過ぎません。
欲しいものがあるなら、デメリットをしっかりと理解したうえで、勇気を出して購入してみましょう!
賛否両論ありますが、私はサウンドハウスの利用をおすすめします。私も、いつもお世話になっています。
これからギターやベースを始めようと思っているのなら、下記の記事が参考になると思いますのでぜひご覧ください。
本記事の内容は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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