ベースを買いたいけど、初めて買うときはどんなベースを選んだらいいの?
このような疑問を解決します。
初めてベースを買うときって、なにを選んだらいいかとかよくわからないですよね。
なのでこの記事で、一本目のベースの買い方やおすすめを解説していきます。
この記事では、趣味でベースを10年以上続けている筆者が、これから自分が初心者として新しくベースを買うなら
- どうやって選んで
- どんなベースを買うか
ということを考えながら書いていきます。
一本目のベースの選び方
まず一本目のベースの選び方についてです。
結論からいうと
色や見た目で、あなたが好きだと思うビビッときたものを選ぶ
これでOKです。
質にこだわるより「とにかく始める」
結論を言いかえると、なんでもいいってことです。
なぜなら、初めて買う人が最初から「どれがいいのか」を判断するのは難しいし、それで選んだものがあなたに合うとは限らないから。
作りの良し悪しやサウンドは一旦置いといて、あなたが「いい!」と思ったものを選ぶこと。
初心者で大事なのは「質にこだわること」ではなく「とにかく始めること」です。
そうなると、判断材料はビジュアルや価格になってくると思います。それでOKです。
演奏の良し悪し=演奏者の技術
ベース演奏の良し悪しは、わりと演奏者の技術によるものが大きいです。
楽器がいいものだからっていい演奏ができるとは限りません。
技術が伴わないうちから楽器の作りやサウンドにこだわるのもナンセンスというもの。
一本目のベースは、フィーリングであなたが好きだと思ったものを選びましょう。
一本目のベースを選ぶ際の注意点
なんでもいいと言いつつ、気をつけておきたいポイントが4つあるので、それだけお伝えしておきますね。
次の4つです。
- 4弦ベースを選ぶ
- 変形ベースは避ける
- ロングスケールを選ぶ
- 値段が高すぎるものは選ばない
それぞれ、詳しく解説していきます。
4弦ベースを選ぶ
1つめのポイント
ベースは4弦のものを選ぶようにしましょう。
ベースの弦は基本的に「4弦(4本)」ですが、多弦ベースとよばれる5弦・6弦やそれ以上のベースも存在します。
これからベースを始める初心者が、一本目から5弦・6弦などの多弦ベースを選ぶのはできれば避けたほうがいいです。
理由はいくつかありますが、思いつくところで
- 演奏が難しいので挫折しやすい
- 弦などの維持費が高くなる
- メンテナンスが大変
こんな感じですね。
YouTubeとか見てると5弦ベースを使っている人も多いですが、マネをして5弦を買ったりすると後悔する可能性が高いです。
多弦ベースに手を出すのは、経験を積んで慣れてからにするのをオススメします。
変形ベースは避ける
2つめのポイント
変形ベースは避けるようにしましょう。
たとえば、下記のようなもの
最初からクセが強いもので慣れてしまうと、のちに後悔する可能性が高いです。
なので、最初はできるだけ定番のものを選ぶのが無難です。
こんな感じの「ザ!ベース」ってものを選ぶようにしましょう。
ロングスケールを選ぶ
3つめのポイント
ロングスケールを選ぶようにしましょう。
ベースのネック長さは、次の4種類があります。
- ショートスケール
- ミディアムスケール
- ロングスケール
- スーパーロングスケール
このうち、1番スタンダードなのはロングスケールです。ミディアムスケールじゃないので注意。
ロングスケール以外のベースを選ぶと、次のようなデメリットがあります。
- 選べるベースが限られる
- 選べる弦が限られる
- 演奏感やサウンドが変わる
- 他のスケールに慣れるとロングスケールのベースが弾きづらい
とくに女性によくある悩みで
- わたしは手が小さいから…
- 身長が小さいから…
とかでショートスケールのベースを選ぶ人も多いですが、これはあまり関係ないです。
たしかに手や身長の大きさで有利不利はありますが、小さいなら小さいなりの演奏技術が身につくので安心してください。
手や身長が小さくても素敵な演奏をする女性のベーシストもたくさんいますよ!
ちょっと長くなりましたが、以上からネックの長さはロングスケールをおすすめします。
よくわからなければ、楽器屋さんで確認しながら購入しましょう。
値段が高すぎるものは選ばない
4つめのポイント
高値すぎるものは選ばないようにしましょう。
理由として、ベースを続けられなかった時の痛手が大きいっていうのがありますね。
楽器って、思っているより挫折して続けられないことは多いので…。
まあ、あえて高いベースを買って自分を追い込むってのもありますが…私はおすすめしません。
あとは、経験年数や演奏技術が伴っていないのにベースはやたら高いものを持っていると、ちょっと残念な感じに見られるっていうのもあります…。
以上の理由から、初心者なら「できれば3万円以上で高くても10万円くらいまで」のものを選ぶのが良いでしょう。
私も、初めて自分で買ったベースは36,000円くらいのものでしたよ。
ジャズベ?プレベ?どちらが良いか
ベースには大きく「ジャズベース」と「プレシジョンベース」の2種類があります。
初心者でよくある悩みが
「ジャズベ」と「プレベ」どっちを選んだらいいの?
っていうこと。
結論を言うと、迷うならジャズベを選べばOK。
理由を挙げると以下のとおりです。
- 初心者はジャズベを選ぶ人が多い
- ネックが細いジャズベの方が弾きやすい
- 様々なジャンルにあわせやすい
こんな感じなので、将来的な可能性を広げる意味でもジャズベをおすすめします。
ただ、好きだと思ったベースがプレベだったら、一本目でプレベも全然アリです。
プレベの初心者セットもあるくらいなので。
余談ですが、私も初めて手に入れたベースは、友人から譲ってもらったプレベでしたよ♪
一本目のベースの買い方
初めてのベースはどこで買うのがいいの?
という悩みも多いかと思います。
結論は、初めてなら楽器屋さんで買いましょう!
実物を見て「思ったより愛着が湧かない…」なんてのはよくあること。
逆に、全然お目当てじゃなかったものが「これ良い!」って思うこともあるかもしれません。
ベースは決して安い買い物ではないし、初めての一本はフィーリングが大切なので、実際に自分の目で見て確かめるのが大切です。
ただし、近所に楽器屋さんが無い!って人もいるし、そういった場合はネットでも全然OK!
ネット通販ならサウンドハウスが安いのでおすすめですよ。
一本目におすすめのベース5選
さて、ここからは初心者の一本目におすすめのベースを紹介していきます!
どれも、私が初めてベースを買うときの気持ちを想像しながら選びました。
ぜひ、このページを参考にしてください♪
※掲載されている情報は2023年6月時点のものです。
PLAYTECH / JB420|約17,000円
1つめは『PLAYTECH / JB420』です。
PLAYTECHは、大手通販会社のサウンドハウスが手掛ける総合ブランド。
本体価格17,000円ほどで、とにかく安いのが特徴。
安いものは安いなりの理由がありますが、ベースとしての機能はちゃんと果たすので
- 一本目は音が鳴ればいい
- とにかく安く済ませたい
- おためしで購入したい
こんな人におすすめです!
Bacchus / BJB-1|約27,000円
2つめは『Bacchus / BJB-1』です。
バッカスは、お手頃な値段のわりに作りがしっかりしています。
本体価格は27,000円ほど。コスパ重視で選ぶのにおすすめです!
型番「BJB-1」の末尾につく「R」「M」は、メイプル指板 or ローズウッド指板の違いです。
厳密には質感やサウンドの違いなどありますが、初めのうちは気にしなくても大丈夫。黒・白と色が違うのでお好みで選びましょう。
Ibanez / GSR280QA|約33,000円
3つめは『Ibanez / GSR280QA』です。
セット売りも多いですが、本体のみなら33,000円ほどで買えます。
このベースの大きな特徴は
- 本体が軽い
- ネックが細い
で疲れにくく、弾きやすさは抜群!
カラーバリエーションも展開しており、なにより見た目がカッコイイので、愛着がもてる一本になること間違いなしです!
Squier / FSR AFFINITYシリーズ|約42,000円
4つめは『Squier / FSR AFFINITYシリーズ』です。
Squierは、楽器界の大御所であるFenderが手掛ける王道のジャズベース。
本体価格42,000円ほど。Fender ジャズベースのサウンドをしっかり受け継いだ、価値のある一本です。
王道のジャズベらしいジャズベを求めるなら、このベースを選びましょう!
YAMAHA / BB234|約42,000円
5つめは『YAMAHA / BB234』です。
BB234は、YAMAHAの初心者向けエントリーモデルです。
本体価格は42,000円ほど。
YAMAHAといえば、誰もが知る超有名ブランドですね。安心のYAMAHAブランドは、迷える初心者におすすめです!
独特の丸みのあるフォルムと、YAMAHAクオリティでしっかりと価値のある一本。
もし私がこれからベースを始めるなら、このベースを選びたいなって思います。
デモムービーもありましたので引用させていただきます。いい音ですね…。
後悔しない一本を手に入れましょう!
この記事では、一本目のベースについての内容をお届けしました。
理想のベースには出会えそうでしょうか?
結局ひとことでまとめると、好きなものを選んじゃいましょうってことです!
このベースが良い!って思う基準は人それぞれです。
- 色・形など見た目で
- フィーリングで
- 好きなアーティストと同じもの
- 好きなYouTube演奏者と同じもの
こんな感じで、あなたの理想のベースを探していきましょう!
ちなみに、ベースを始めるためにはベース本体以外にも必要なものがあります。詳しくは下記の記事をご覧ください。
いろいろ選ぶのが面倒…と思ったら、初心者セットという選択もアリです。
初心者セットを買うなら下記の記事が参考になりますのでご覧ください♪
以上になります。最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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