ベースの耳コピは難しい?誰でもできる耳コピのやり方とコツ

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どうしても弾けるようになりたい曲があるのに、楽譜が見つからなくて練習できない…。

ベースを弾いていると、こんな悩みに遭遇する場面がけっこうあると思います。



楽譜がない曲は、自分の耳で音を拾ってフレーズを覚えていく必要があります。

そう、耳コピですね!

でも、耳コピって難しいんじゃないの?できる気がしない…

耳コピに挑戦したことがある人ならわかると思いますが、耳コピは難しいです。

特にベースは音が聴こえづらいし、他の音に埋もれるのでなおさら難しく感じると思います。



私も、ベースを始めた頃は、何度も耳コピにトライしては難しいと諦めていました…。

でも、何度も繰り返すうちにだんだん耳コピができるようになり、今では新しい曲を覚えるときはほとんど耳コピしかしていません。



断言します。初心者でも繰り返し練習していけば耳コピは絶対にできるようになります!

この記事では、私が普段やっている耳コピの流れ・やり方・コツについて紹介していきます。

耳コピは、ただ原曲を聴いて音を拾うだけではなく、いろいろなやり方があります。



耳コピができるようになると

  • 楽譜が無い曲でも弾ける
  • フレーズのパターンが感覚的に身につく
  • 原曲を聴いてもベースの音がよく聴こえるようになる
  • 自由な演奏ができる
  • ベースを弾くのが楽しくなる!

などなど、メリットばかりです!

この記事を読んで、耳コピというワザを習得しましょう!

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ベースの耳コピの流れ

私が普段やっている耳コピの流れから解説していきます。

耳コピにはコツがあるので、あわせて解説していきますね。



ちなみに、耳コピをするときは良質なイヤホンまたはヘッドホンが必須です。

安いヘッドホンとかだとベースの音までなかなか聴こえないので、もし持っていなかったらちょっといいものを購入しておきましょう。

1.耳コピする曲を決める

まず、耳コピする曲を決めていきます。

選ぶ曲はなんでもいいということではなく、耳コピしやすい曲を選ぶのが大切です。



具体的には、下記の3つの基準で選曲しましょう。

  • ベースの音がはっきりしている曲
  • 比較的に有名な曲
  • 極端にテンポが速すぎない曲

たとえば、3ピースバンドなど楽器が少ない曲は、ベースの音がはっきりしているものが多いです。

逆に、たくさんの音が重なっている曲など、ベースの音が聴こえづらい曲を選ぶと苦労します…。



曲数が絞られますが、それでも選べる曲は山ほどあります。とくに、慣れてないうちは耳コピしやすい曲を探しましょう。

2.最初に1曲を通して聴く

耳コピする曲が決まったら、まず最初に耳コピしたい曲を1曲通して聴きましょう。

ここで大事なのは、その曲の中で1番難しいフレーズを把握することです。

理由は、今のあなたの実力で弾けないようなフレーズがないか確認するため。



耳コピでよくあるのが、イントロ・Aメロと順調にコピーできたのに、サビや間奏に難しいフレーズがあって弾けないってパターン…。

実力不足で、どう頑張っても弾けないってフレーズは必ずあります。途中まで頑張ったのに諦める…っていうのは、私も経験済みです。



なので、耳コピをする前にまず1曲通して聴き、1番難しいフレーズが弾けるかどうか、だいたいのアタリをつけておきます。

これだけで「途中まで苦労して覚えたのに、結局弾けなかった!」ってのがなくなります。



1番難しいフレーズが、30%でも弾ける可能性があるなら挑戦してみてもいいかもしれません。

弾ける望みが全く無いなら、まだ挑戦するレベルではないということ。今は諦めましょう…。
(でも、いつかは弾けるようになります!)

3.曲を聴いて音を拾う

全体を通して、この曲なら弾けそうだ!と思ったら、いよいよ耳コピ作業開始です!



耳コピはこうしなければいけない!っていうやり方やルールは特に無いので、選んだ曲のどこから練習してもOKです。

サビからでもAメロからでも、好きなところから覚えていきましょう。(ちなみに私は、わりと最初から順を追ってコピーしていきます)



音を拾うコツは、ベースはヘッドホンの左側から聴こえることが多いので、左耳に意識を集中することです。

究極のワザは、右側はヘッドホンを外して、左側だけで音を聴くという方法もあります。

これが聴き取りやすいかどうかは人によると思うので、あなたが聴き取りやすいと思ったら実践してみてください。

さまざまな耳コピのやり方

耳コピにはさまざまなやり方があります。

ここで、さまざまな耳コピのやり方について考えてみます。

原曲を聴き倒す

原曲を聴いて音を拾うのは、耳コピの基本です。

耳コピに慣れていないと、ベースのフレーズを拾う以前に、まずベースの音自体がなかなか聴こえないかもしれません。

でも、耳の感覚が鍛えられたり、音を拾うコツを掴むと、原曲を聴いただけでも何となくベースの音が拾えるようになってきます。

他の方法も取り入れつつ、原曲からベースの音を拾うトレーニングも実践していきましょう!

YouTubeの演奏している動画を見る

ベース耳コピで必ずぶつかる壁が

  • ベースの音が聴こえない
  • 押さえ方がわからない
  • フレーズが複雑で聴き取れない

などなど。

これは、どんなに慣れてても起きる問題です。



そういうときは、YouTubeで演奏している人の動画を参考にするのが効果的。

「弾いてみた」動画は、演奏している人の指の動きまで撮影されているものがほとんどです。

左手の大体の動きを把握するだけで、耳コピの難易度はぐんと下がります。



有名な曲なら、TAB譜付きのものや、フレーズの解説付きの動画もあるかもしれません。

活用しない手は無いです!

難しいところは口ずさんでみる

大したフレーズじゃなくても、音の動きによっては覚えづらいフレーズもあります。

そういうときに非常に有効なのが、フレーズを口ずさんでみることです!



歌に自信があるなら、実際に歌ってみてもいいかもしれません。

私みたいに歌が下手なら、小さな声で口ずさみましょう。笑



声は私たちが普段から最も多用している音です。

いちいち考えなくても簡単に好きな音が出せるので、ベースで音を鳴らしてフレーズ確認するより遥かに効率的です。

繰り返し口ずさんで、覚えたいフレーズをしっかりと頭の中に焼き付けましょう♪

コード譜を見る

やや上級者向けですが、耳コピしたい曲の「コード譜」を確認して、曲のキーやコード進行を見ながら耳コピする方法です。



音楽理論を少し勉強していると、曲のキーやコード進行を把握するだけでフレーズをそこそこ想像できるようになります。

有名な曲なら、インターネットで検索すればギター演奏者向けのコード譜がすぐに見つかります。

コード譜で曲のキーやコード進行を確認して、耳コピの材料にしましょう。

耳コピをするときの2つのコツ

ここで、私がベースの耳コピする際に心がけていることを2つ紹介します。

ベースを耳コピするときのコツになると思うので、参考にしてみてください。

完全にコピーしようとしない

ベースを耳コピする上で大切な心得、それは完璧にコピーしなくていいということです。



完コピにこだわる人も多いと思いますし、原曲のフレーズを大事にしたいっていうのも頷けます。

でも、音楽は自由なものなので、細かいところは気にせずに雰囲気が合っていればOKと考えるのもアリじゃないでしょうか。



完コピしようとしているフレーズも、1人の人間が考えたものです。

プロが考えたフレーズはカッコイイですが、それが絶対の存在ではないですよね。



曲の雰囲気を壊さず別のフレーズに置き換えられるのなら、堂々と置き換えてしまえばOKです。

結果的にそれが個性に繋がるし、フレーズの引き出しを増やすことにも繋がります。

簡単な曲から始める

もうひとつ大切なのが、簡単な曲から徐々に慣れていくことです。



耳コピの感覚を掴めていないうちから難しい曲にトライしても、できるはずがありません。

好きな曲を絶対に弾けるようになりたい!って気持ちもわかりますが、背伸びをしないで簡単な曲から始めていくのが大切です。



私も何度か経験していますが、好きな曲を弾けるようになろうと無理して頑張ると、無意識のうちにその曲に対してマイナスイメージを持ってしまうようになります。



簡単な曲でも良曲はいっぱいあるので、徐々に慣れてから難しい曲にトライしていきましょう。

耳コピができる人とできない人の違い

耳コピができる人とできない人の差はなんなのでしょうか。

それは結局、耳が慣れているか慣れていないかの差だと私は考えています。



感覚的な話になってしまいますが

  • フレーズのパターンを知っているか
  • コードやスケールを意識しているか
  • 色々なリズムに乗れるか
  • どんな音のベースでも聴き取れるか

などなど、このようなスキルは、ベースの音を何度も聴いたり弾いたりして、徐々に身についていくものです。



英語をまったく喋れない日本人が、急にネイティブな英語を聞き取れたり喋れるようになるわけないですよね。

英語を喋るのにも、普段は使わない顔の筋肉とか使うと思いますし、聞き取るのも反復訓練が必要になってきます。

できないことをできるようにするのは大変ですが、苦労した分の価値は得られます。



耳コピができるようになるとベースがもっともーーっと楽しくなるのは間違いないので、練習を繰り返してスキルを伸ばしていきましょう!

本記事が、その助けとなりましたら幸いです。



本記事の内容は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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