ワイヤレスシールドが欲しいけど、どれがいいのかわからない。ワイヤレスシールドの選び方とおすすめがあれば知りたい!
本記事では、このような悩みを解決します。
ワイヤレスシールドって、安価なものから高価なものまでいろいろあって、どれを選んだら良いかわからないですよね。
本記事では、ワイヤレスシールドの選び方とおすすめについて解説していきます。
私もワイヤレスを使い始めて、その快適さからワイヤレスの魅力に取り憑かれました。笑
本記事を読めば、あなたに合った最適なワイヤレスシールドの選び方がわかると思います。
本記事を読んで、あなたもワイヤレスの快適さを手に入れましょう!
▼有線シールドはこちらが参考になります
ベース練習用ワイヤレスシールドの選び方
ちょっと項目が多いですが、選ぶ際は次の項目には注意しておきたいです。
- 種類で選ぶ
- 目的にあわせて選ぶ
- 格安のものはできれば避ける
- スペックの良いものを選ぶ
- ベースに対応しているものを選ぶ
順番に、詳しく見ていきましょう。
種類で選ぶ
ワイヤレスシステムは、おもに次の2種類があります。
- 送・受信機を直接つなぐプラグタイプ
- エフェクターボードに組み込むタイプ
プラグタイプは手軽に使えるのが特徴で、「有線シールドの代わり」として使うならこちらがおすすめ。
高機能・高性能をもとめたり、ライブで使いたいなら、エフェクタータイプがおすすめです。
目的にあわせて選ぶ
ワイヤレスシールドにも多くのバリエーションがあります。
その中からあなたに合うものを選ぶためには、ワイヤレスシールドを必要とする目的をはっきりさせることが大切です。
- 自宅練習のために使いたい
→ プラグタイプがおすすめ - ライブでも使いたい
→ エフェクタータイプも検討 - 音が出ればなんでもいい
→ 格安も選択肢のひとつ - 興味本位でワイヤレスを試したい
→ 格安・中古・知り合いから借りるなど
あとで「こっちがよかった」と後悔する可能性を減らすためにも、あらかじめ購入の目的をはっきりさせておきましょう!
格安のものはできれば避ける
どんなものでもそうですが、格安なものではなく、できれば定番・有名なものを選ぶようにしたいところ。
音質が悪かったり、すぐに故障してしまったら意味がありません。
格安ものだとそのへんのリスクが保証できないので、できるだけ定番・有名なものを選ぶのが無難です。
また、ベース用となるとなおさら、ちゃんとベースの出力にマッチングするかどうかも重要です。
ギターではちゃんと使えても、ベースではノイズが発生したり音がペラペラだったら残念な気持ちになります…。
スペックの良いものを選ぶ
スペックが良いか良くないかなら、当然ですが良いものを選びたいですよね。
ただし、スペックがよくなるほど価格も高くなる傾向。求めるスペックと価格のバランスをみて決めましょう!
参考までに、私の主観ですがワイヤレスシールドを選ぶときに、あまり気にしない項目・気にする項目を下記にまとめます。
ベースに対応しているものを選ぶ
ベースで使う場合は、ベースで使えるかどうかも注意しておきたいポイントのひとつです。
ベースはギターと比べて出力が大きいので、非推奨されている製品も意外とあります。
非推奨の製品を選んでしまうと、故障の原因やノイズの発生など、せっかくのワイヤレスシステムが台無しとなってしまいます。
また、アクティブベースなど電池搭載のベースはさらに注意が必要です。回路に近いとノイズが発生する原因となります。
BOSS WL-20L など、アクティブ楽器に推奨されているものを選ぶなどの配慮が必要です。
ベース練習用ワイヤレスシールドのおすすめ
私も気になったので、有名・定番どころのスペックを比較してみました。参考にしていただければと思います。
同時使用チャンネル数 | 最大伝送距離 | 連続駆動時間 | 遅延(レイテンシー) | ダイナミックレンジ | 周波数特性 | 使用周波数帯 | サウンドハウス価格 | Amazon価格 | ||
JOYO / JW-03 ※ベースは非推奨 | – | – | – | – | – | – | – | – | – | |
Xvive / XV-U2 | 4 | 約30m | 約5時間 | 6ms未満 | 103dB以上 | 20Hz〜20kHz | 2.4GHz | ¥17,820 | ¥17,820 | |
NUX / B-5RC | 不明 | 約30m | 約4時間 | 5ms以下 | 不明 | 20Hz〜20kHz | 2.4GHz | ¥18,400 | ¥22,000 | |
BOSS / WL-20 | 14 | 約15m | 約7時間 | 2.3ms | 110dB以上 | 20Hz〜20kHz | 2.4GHz | ¥18,700 | ¥20,700 | |
BOSS / WL-20L | 14 | 約15m | 約7時間 | 2.3ms | 110dB以上 | 20Hz〜20kHz | 2.4GHz | ¥19,800 | ¥18,860 | |
BOSS / WL-50 | 14 | 約20m | 約12時間 | 2.3ms | 110dB以上 | 20Hz〜20kHz | 2.4GHz | ¥29,700 | ¥21,835 | |
BOSS / WL-60 | 14 | 約20m | 約7時間 | 2.3ms | 110dB以上 | 20Hz〜20kHz | 2.4GHz | ¥30,800 | ¥24,922 | |
Line6 / Relay G30 | 6 | 約30m | 約8時間 | 2.9ms未満 | 118dB | 10Hz〜20kHz | 2.4GHz | ¥29,800 | ¥21,263 | |
Line6 / Relay G10S | 11 | 約40m | 約6時間 | 2.9ms未満 | 112dB | 10Hz〜20kHz | 2.4GHz | ¥33,800 | ¥33,999 |
※上記は2023年11月時点での情報です
スペックに違いはありますが、正直「ワイヤレスシステムを快適に使う」という点で見ればどれを選んでも問題ないレベルかと思います。
プラグタイプのものでも、ライブで使うことも充分に可能です。(規模や状況にもよりますが)
スペックで選ぶなら BOSS WL-20
2023年11月現在、Amazonでもサウンドハウスでも価格差があまりみられないので、私個人の思いとしては BOSS WL-20 一択でもいいのかなと思います。(アクティブベースならWL-20L)
▼パッシブならWL-20
▼アクティブならWL-20L
数あるプラグタイプのワイヤレスの中でも、スペックはかなり良質です。
とくに、同時使用チャンネル数 14、遅延 2.3ms と、トップクラスの数値を誇っています。ダイナミックレンジも 110dB と、充分な高水準です。
それでいて、スマートなプラグデザインと安心のBOSSブランド。この1台を選んで失敗することはまず無いでしょう!
数千円をケチって妥協するより、この1台を選ぶ方が後悔なくて済むと思います。
使いやすさで選ぶなら NUX B-5RC
スペック・価格で判断するなら BOSS WL-20 ですが、使いやすさで選ぶなら NUX B-5RC もアリです。
NUX B-5RC は専用のケース(パワーケース)が付属しており、ケースにプラグを挿し込むだけで充電が可能。
B-5RC 自体の連続駆動時間はスペック上4時間ですが、パワーケースをフル充電しておくとB-5RC を約3回充電できます。(最大15時間)
他にも、バッテリー残量の表示、オートオフ機能の搭載(10分間入力信号が無いと自動的に電源が切れる機能)など、バッテリーの不安を徹底的に払拭してくれます。
使いやすさ、持ち運び性は他では得られない大きなメリットです!
ペダルボードに組み込むなら BOSS WL-60
ペダルボードに組み込んで使いたいなら、BOSS WL-60 がおすすめ。
WL-60は、パッチケーブルでトランスミッターに接続するタイプのワイヤレスシステム。
パッシブ・アクティブ問わず、どんなベースでも使えるのが強みです。
電池残量や電波状況を即座に確認できるディスプレイを搭載。コンパクトながら、高品質・高性能な1台です。
数あるワイヤレスシステムのなかでも安価な部類に入る価格設定と、安心のBOSSブランドが大きな魅力!
機能としては WL-50 でも充分なものを持っていますが、大きな価格差が見られないので、よりハイスペックな WL-60 を選んでおくほうが後悔が少ないと思います!
ワイヤレスは快適の極み!
本記事では、ワイヤレスシールドの選び方とおすすめについて解説しました。
ケーブルがなくなるだけの差ですが、実際に使ってみると驚きの快適さで、ワイヤレスなしでは生きていけなくなるかもしれません。笑
快適さが増すと、ベースがもっともっと楽しくなります。安心安定の1台を選んで、快適な演奏環境を手に入れましょう!
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