ベースやエレキギターのストラップって、雰囲気でなんとなく付けていませんか?
いざ付けてみると、本当にその付け方が正しいかどうかって正直よくわからないですよね。
特に初めてストラップを付ける初心者さんの「上手く付けられない!」っていう悩み、意外と多いみたいですね。
思い返してみると、私もベースを始めたばかりの頃はストラップがちゃんと付けれず、演奏中に外れたりして悩んでいたことがありました。
このページに来たのも何かの縁、これを機にストラップの付け方を見直してみませんか?
本記事では、ベースやエレキギターのストラップの付け方について、写真を使いながらわかりやすく解説していきます!
併せて、ストラップのちょうどいい長さや、長さの調整方法・付ける向きなどについてもまとめていきますね。
- これから初めてストラップを付ける
- ストラップが上手く付けられない
- ちゃんと付けてもすぐに外れる
- 向きがあっているかわからない
- 付け方が合っているか確認したい
ぶっちゃけ「ピンに付けるだけ」なので、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。笑
この記事を読んでちょっとでもストラップの悩みが解消できたら嬉しいです。
ちなみに、私はベース弾きなのでベースを使って解説していきますね。
ベースやエレキギターのストラップの付け方
まずは、ベースやエレキギターのストラップの付け方について解説していきます。
難しいことはありませんが、いくつか付け方のポイントがあるので、1つ1つチェックしていきましょう。
基本的なストラップの付け方【手順】
1番スタンダードなストラップの付け方を、写真を使いながら手順解説していきます。
ベースやエレキギターには2つのストラップピンがあるので、そこにストラップを装着していきます。
まずは上側(ネック側)から付けてみましょう。
※私のストラップは汚いですがご容赦ください…笑
まずは、ストラップの穴(切れ目)の片側をグイッと入れます。
右利きなら、左側の切れ目から装着するとやりやすいかもです。
次に、外側から押し込んでいくように少しずつ入れていきます。
力ずくで無理やり押し込むとストラップに折れ目が付いて外れやすくなったりするので、慎重に少しずつ押し込んでいくようにします。
購入したばかりのストラップだと硬くて入れづらいですが、反対側を引っ張りながら押し込んでいくのがコツです。
下の写真のように、完全に入ったらOKです。
ストラップがねじれないように注意しながら、下側(ブリッジ側)も同様に装着します。
ちゃんと付いているのを確認できたら、装着完了です。
外側に折れていたりすると演奏中に急に外れる恐れがあるので、必ずストラップピンに確実に装着できていることを確認しておきましょう。
▼画像は悪い例です…
ストラップピンを外して付ける方法
ストラップを頻繁に交換する予定がないなら、ストラップピンを外して装着する方法もあります。
この方法なら、ストラップの穴が広がりにくく、演奏中にストラップが外れるリスクを減らすことができます。
やり方は簡単、ドライバーを使ってストラップピンを外します。
反対側からストラップを付けます。
このままストラップピンを再び本体に装着すれば完了です。
高いストラップを買った時や、丈夫なストラップを買った時など、穴が広がるリスクを減らしたい時にはこの方法もアリです。
ただ、木製のボディに金属のネジを使っているので、頻繁に付け外しをするとネジが緩くなる恐れがあるので注意して下さい。
不安ならロックピンという方法も
ちゃんと装着できたけど落下の不安が拭えない
お気に入りのストラップなのに穴が広がってしまった
などなど、ストラップが外れるリスクを減らしたい場合は、ストラップロックピンを使う方法もあります。
ロックピンについて簡単に説明すると、大きなピンでストラップをガッチリ固定して落下防止をしてしまおうというものです。
製品の解説動画があったので引用します。
(せっかちな人は3:00から視聴するとイメージしやすいかもです)
落下のリスクを抑えるのはもちろんですが、普通につけているだけでもカッコイイので、大切な楽器のために購入するのもアリですね♪
ストラップの長さについて
ストラップの長さに関する疑問について解説していきます。
ストラップの長さはどれくらいが良い?
ストラップの長さはどれくらいが良いのでしょうか?
よく言われるのが、楽器本体が「おへその位置」くらいになるように調整しましょうというものです。
ただ、正直これも人によって様々です。
プロのアーティストでも、ストラップを長めにして低い位置で弾いている人もいれば、短めにして高い位置で弾いている人もいます。
弾きやすい・弾きづらいの感覚は人によって違いますし、演奏スタイルも違えば、体格・身長・手の大きさなども違います。
なので「絶対にこの長さが良い」というのはなく、あなたが弾きやすいと思った長さに調整すれば良いです。
初めてでよくわからない場合は、とりあえず「おへそくらいの位置」に楽器本体がくるように調整しておきましょう。
練習するうちに長くしたり短くしたり、いろいろ試して自分にとってちょうど良い位置を見つけていけばOKです。
ストラップの長さ調整の方法
ストラップの長さ調整のやり方は、カバンなど身近にあるベルトの調整方法と同じです。
直感的にもできると思いますが、一応解説しておきます。
長くする場合
調整部分に対して「ベルトの二重側から押し出して一重側から引っ張る」イメージです。
これでベルトが長くなります。
短くする場合
短くしたい時は、長くする場合と逆の工程で調整すればOKです。
調整部分に対して「ベルトの一重側から押し出して二重側から引っ張る」イメージです。
これでベルトが短くなります。
簡単ですね♪
ストラップの向きについて
ストラップって、上下とか向きって関係あるの?って気になることもありますよね。
これに関しては、正直どちらでも良いと思います。
多くのストラップはロゴが付いている側と付いていない側があるので、どうしても上下の向きを決めたいのなら
「弾いてる時にロゴが正面から見える」
ような向きにするのが良いかもしれません。
つまり「ロゴ側が上」ってことですね。
ただ、私が使っているストラップは裏面側がザラザラしてて痛いので、痛くない面が肩に当たるように付けています。
「ロゴ側が上」が正規の付け方だとしたら、私は反対に付けていることになります。
他にも、長さ調整部分(プラスチックの留め具)が当たって痛いとか、長さ調整がしやすいなどあると思います。
とにかく自分にとって都合の良い向きに付ければOKです。
特に何も気にならないなら、ロゴ側を上にしておきましょう。
ストラップに付いている紐ってなに?
ものによっては、ストラップに「紐」が付いていることがあります。
(例えば下記の商品)
これは、アコースティックギターのためのものなので、ベースやエレキギターに付ける時には特に気にする必要は無いです。
一応説明しておくと、アコースティックギターだとネック側にストラップピンが無かったりすることがあるので、代わりに紐をヘッド部分に結んで装着します。
↑こんな感じ。
なので、不要ならポイッとしましょう…。
まとめ:ストラップはしっかりと装着しましょう
本記事では、ストラップの付け方・長さ調整・向きなどのよくある疑問についてお話ししました。
たかがストラップですが、ちょっと間違えるだけで楽器の破損に繋がる重大なパーツなので、大切な楽器を傷つけないためにも、しっかりと装着するようにしましょう。
本記事でお話しした内容がちょっとでもお役に立てたなら嬉しいです。
それでは、良い音楽ライフを送って下さいね♪
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