二本目のベースがほしい!でも、どうやって選んだらいいかわからない…。
このような疑問を解決します。
ベースに慣れてきて、そろそろ二本目が欲しい!と思っても、なにを選んだら良いか迷ってしまいますよね。
この記事では、趣味でベースを10年以上続けている筆者が、これから自分が二本目のベースを買うなら
どうやって選んで
どんなベースを買うか
ということを考えながら書いていきます。
この記事が、あなたの素敵なベース選びのお役に立てたら嬉しいかぎりです。
二本目のベースの選び方
二本目のベースの選び方について、結論から言うと
いま使っているベースで満たせなかったものを選ぶ
このようになります。
ベースに求める条件をリストアップしてみる
まずは、あなたがベースに求める条件をリストアップしてみましょう。
そうすることで、二本目のベースを購入する基準ができ、欲しいと思うベースの理想像がより具体的になっていきます。
求めているものは人によって違い、また、それが1つであるとは限りません
- 音が太いもの
- ネックが細くて弾きやすいもの
- ビジュアルがカッコいいもの
- いろんなジャンルに対応できるもの
- 多彩な音を再現できるもの
- 軽いもの
- メーカーにこだわりたい
- ボディカラーにこだわりたい
などなど、あなたがベースに求めているものをリストアップしてみましょう。
5弦・6弦などの多弦ベースも視野に
二本目を求める頃には、そこそこベースにも慣れてきていると思います。
そうなると、5弦・6弦などの多弦ベースにチャレンジしてみてもいいかもしれません。
多弦ベースが弾けるようになると、単純に音数が増えるので演奏の幅が広がります。
また、レギュラーチューニングのまま半音下げの曲が演奏できるなどのメリットもあります。
演奏するジャンルや音楽性にあわせて
あなたがバンドを組んでいたり、好きな音楽のジャンルや音楽性が定まっているのなら、それにあわせてベースを選ぶのも良いでしょう。
ベースによって、サウンドやキャラクターは全然違います。
演奏するジャンルや音楽性にあわせることで、演奏により磨きがかかります。
好きなアーティストやベース演奏者と同じもの
どうしても選びきれないときは、好きなアーティストや演奏者と同じものを選ぶのも1つの手段です。
好きということは、サウンドやビジュアルも好みである可能性が高いです。
同じものを選ぶことで、選んだベースに愛着もわくでしょう。
好みにあわせるのは、購入失敗を避ける王道の方法とも言えるかもしれません。
二本目のベースを選ぶ際の注意点
二本目のベースを選ぶ際には、次の点には注意しておきたいです。
- ビジュアルだけで決めない
- 値段が高すぎるものは選ばない
- 楽器店の店員さんと相談して決めない
- 100点満点のベースを探そうとしない
- YouTubeやメーカーサイトで下調べする
順番に、詳しく見ていきましょう。
ビジュアルだけで決めない
一本目のベースを選ぶときは、ビジュアルやフィーリングで選ぶことをおすすめしました。
しかし、二本目を選ぶ時期には、ある程度ベースにも慣れてきていると思います。
サウンド、材質、弾き心地など、ビジュアル以外の判断基準も、なんとなくでもわかるようになっているハズ。
最低限、試奏してあなたに合うかどうかは確かめておいた方がいいです。実際に弾いてみて合わなかったら最悪なので…。
値段が高すぎるものは選ばない
20万、30万などの値段が高すぎるものは選ばないようにしましょう。
二本目を買う時期は、初心者〜脱初心者くらいのレベルだと思います。まだまだ伸び代も可能性もある時期です。
お金に余裕があるなら別ですが、この時期に高すぎるものを選ぶと、経済的にも気持ち的にも次の買い替えがしづらくなると思います。
目安は5万円〜10万円前後くらい。このくらいの価格帯なら、充分に良質なベースを手に入れられます。
楽器店の店員さんと相談して決めない
私の失敗談なのですが、楽器店の店員さんに相談すると、高い確率でその楽器店のオリジナルブランドを勧められます。
決して、オリジナルブランドのものが悪いというわけではないのですが、自分で選んで買ったというより「買わされた」感が強くなり、愛着が薄れる可能性があります。
実際、私が二本目に買ったベースは、購入した某楽器店のオリジナルブランドだと購入後にわかり、愛着が薄れた経験がありました…。
なので、楽器店の店員さんと相談して決めるのはおすすめしません。
※上記を知ったうえで、参考として相談するのはアリだと思います
100点満点のベースを探そうとしない
二本目から100点満点のベースを探すのは難しいと私は思います。
前述したように、二本目を買う時期はまだまだ伸び代も可能性もある時期だと思うので、その時点で100点と思って買っても、おそらくまた趣味嗜好は変わります。
なので、ニ本目から100点満点のベースを探そうとしないようにしましょう。
YouTubeやメーカーサイトで下調べする
ベースは決して安い買い物ではないので、購入後に満足するためにも下調べはしっかりとしておきましょう。
下記は、とくに見ておきたいポイントです。
- サウンド → 好みの音、求めている音か
- 重量 → 通常より軽いのか重いのか
- ネックの特徴 → 細いのか太いのか
- スペック → 下位モデルか上位モデルか
YouTubeやメーカーサイトを調べれば、ある程度の情報は得られます。
それにくわえて、実物を試奏して確かめられたら完璧です。
二本目におすすめのベース5選
二本目におすすめのベースを厳選しました。
- YAMAHA BB734A / 735A
- YAMAHA TRBX504 / 505
- FENDER Made in Japan Traditional シリーズ
- Ibanez SR500E / 505E
- Sterling by MUSICMAN Ray4 / Ray5
順番に詳しく見ていきましょう。ベース選びの参考にしていただければと思います。
YAMAHA BB734A / 735A
一本目のベースでおすすめしたBB234の上位モデルです。
東京事変の亀田誠治さんを始め、数々のプロに愛用される安心のYAMAHAブランド。
BBシリーズは、誰にでも堂々とおすすめできるハイクオリティな一本となっています。
BB700シリーズは、3バンドイコライザーと、アクティブ・パッシブ切替スイッチの搭載で、あらゆるジャンルに対応できる音作りを実現可能。
これからのあなたのベース弾きとしての可能性を広げてくれる一本となってくれることでしょう。
参考価格:約10万円
YAMAHA TRBX504 / 505
先のBBシリーズと同じく、YAMAHAのベースです。
大きな特徴として、スリムなネックと立体的にカットされたボディ形状で、高い演奏性を誇ります。
テクニカルなプレイを好む人には相性が良いことでしょう。
BB700シリーズと同様、3バンドイコライザーと、アクティブ・パッシブ切替スイッチの搭載で、あらゆるジャンルに対応できる音作りを実現可能。
サウンドや弾き心地の違いを、BB700シリーズと弾き比べてみるのも良いかもしれません。
個人的には、1番おすすめしたい一本となります。私も欲しいです…。
ちなみに、TRBX600シリーズとの違いは、仕様を見比べるかぎりではボディ材の違いのみと見られます。
大きなこだわりがなければ、カラーバリエーションで好きなものを選ぶのもアリかもしれません。
参考価格:約6万円
FENDER Made in Japan Traditional シリーズ
王道のフェンダー製ベースが、Made in Japan のクオリティで再現された一品。
Traditional シリーズは、フェンダーの伝統的なサウンドが得られるシリーズ。
62年製を再現した’60Sモデル、70年代を再現した’70Sモデルと、ジャズベ・プレベに豊富なカラーバリエーションがラインナップされています。
歴史と人気のあるフェンダーベースは、まず選んで間違うことはないでしょう。
ベースらしいベースを求める人におすすめです!
参考価格:約13万円〜16万円
Ibanez SR500E / 505E
スリムで軽量なボディと薄いネックで、とにかく弾きやすいのが特徴。
軽いので、長く演奏していても疲れにくい仕様です。手の小さい人や女性にもおすすめ!
もちろん、サウンドもアクティブベースのしっかりしたパワフルサウンドが得られます。
3バンドイコライザーと中音域セレクトノブの搭載で、あらゆるジャンルに対応できる音作りも実現可能。
Ibanez らしいビジュアルも魅力のひとつです。二本目として、愛着のもてるベースとなることでしょう。
余談ですが、私が初めて自分で買ったベースはIbanezのベースでしたよ♪(10年以上前の話ですが…。)
参考価格:約10万円
Sterling by MUSICMAN Ray4 / Ray5
ベース=スラップという価値観を感じる昨今(私だけ?)。
Sterling は、スラップをメインとする人から高い支持を得ているスティングレイ直系のモデルで、太くコシのあるサウンドが特徴。
スラップ弾きをメインとするなら、ぜひおすすめしたい一本となります。
参考価格:約5万円〜7万円
まとめ:結局、最後はフィーリングです
本記事では、二本目のベースの選び方・注意点・おすすめについて紹介しました。
本記事で紹介したベース以外にも、魅力的なベースはたくさんあります。正直、ありすぎて選びきれないくらいです…。
たくさん調べて、たくさん試して、最後の決断は結局ビビッとくるかどうかです。
いろんなベースを調べて、あなたに合う一本を見つけましょう!
あなたの二本目のベース選びで後悔しないよう、この記事の内容が参考になりましたら嬉しいかぎりです。
本記事の内容は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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