ギターやベースお手入れに!クロスのおすすめな選び方・使い方【用途別】

記事タイトル
※当サイトでは商品・サービス等のリンク先にプロモーションを含む場合があります

ギターやベースを弾いていると、弦に手垢や汗が付いたりして弦が錆びるという話は、楽器をやっている人ならお馴染みの話ですよね。

ギター、ベース弾きにとって「クロス」は初心者でも持っておきたい必須アイテムです!



でも、クロスって消耗品だし、楽器屋さんにある安いものをなんとなく選んで買っていませんか?

私も、ベースを始めて何年もの間、特に疑問を持たずいつも同じクロスを買ってずっと同じものを使い続けていました。



そして最近気づいたのですが、クロスは用途別に使いわけると凄くイイ感じです!

今は、クロスを4つ使い分けるようにしています。

4種類のクロス

クロスなんて、弦さえ拭ければなんでもイイじゃん

って思うかもしれませんが、私はこの使い分けに凄く満足しているので、ぜひ皆さんに情報共有したいと思って本記事を書くことにしました。

本記事では、ベースのお手入れにおすすめなクロスの選び方・使い方について紹介していきます!



クロスも安いものから高いものまでありますが、消耗品でそんなに高いものは紹介しません!

軽〜い気持ちでご覧ください♪

\ 楽器や機材を買うならサウンドハウスが安い! /
サウンドハウス

ギターやベースのお手入れにおすすめなクロスの選び方・使い方

まず、クロスの選び方と使い方について。

繰り返しですが、クロスは用途によって使い分けるのがいいです。



具体的に言うと、私は次のような使い分けをしています。

  • 弦&ネック拭き用
  • ボディ拭き用
  • 指板拭き用
  • 金属部分拭き用

クロスには「薄いもの・厚いもの」「目が細かいもの・粗いもの」「安いもの・高いもの」など様々な種類があります。

なので、用途によって適切なクロスを選ぶのがいい選び方だというのが私の考えです。



それでは、各用途別におすすめのクロスを紹介すると共に、使い分けについて解説していきます。

弦&ネック拭き用におすすめのクロス

弦&ネック拭き用のおすすめは下記です。

FERNANDES(フェルナンデス) / WCS Polishing Cloth 625S

このクロスは私のお気に入りです♪



弦&ネック用におすすめする理由は4つ。

  • 繊維感がない(毛羽立たない)
  • 布が薄い
  • 質感が良い
  • 価格が安い

繊維感がない(毛羽立たない)

1つめのおすすめ理由は、繊維感がない(毛羽立たない)こと。



弦&ネック用なので、練習の後は毎回拭くことになると思います。

つまり、使用頻度が高いってことですね。

特に、弦のようなザラザラな金属を拭くと、繊維感があるクロスだとすぐボロボロになってしまいますよね。

でも、このクロスはすごく滑らかな質感で生地が毛羽立たないので、何度弦を拭いても全然ボロボロにならず、長持ちです!



布の質感は、写真で見るとよくわかると思います。

クロス 記事の質感

小学生の頃、音楽室のピアノの鍵盤にそっと置いてあった布って言ったら想像できますかね?

アレを思い出す質感です。笑



これが、1つめの理由です!

布が薄い

2つめの理由、布がめっちゃ薄いです。

これも写真で見比べたら一目瞭然です。

クロスの厚み比較

クロスの厚みって、地味にスペースを圧迫するんですよね…ケースに入れて持ち運ぶ時とか、特に感じると思います。

でも、このクロスなら折りたたんでもかなり薄っぺらいので、持ち運びが楽チンです!

質感が良い

3つめの理由は、質感が良いこと。

これは単純に気持ちの問題ですが、拭いている時の手触りがめちゃめちゃ気持ちいいです。

気分が上がりますよ♪
毎日の練習にも力が入るってもんです。笑

価格が安い

そして4つめの理由、驚きの418円(税込)
サウンドハウスでの価格)

これだけ質が良くて物持ちもいいクロスなのにこの値段は格安です。

手軽にリピート購入もできちゃいます…笑



以上が、弦・ネック拭き用におすすめのクロスの解説でした。

ボディ拭き用におすすめのクロス

ボディ拭き用におすすめのクロスは下記です。

MORRIS (モーリス) / CLEANING CLOTH

このクロスをおすすめする理由は、弦拭き用とは逆に「布感(繊維感)」がありながらも、それなりに質が良く値段がそこまで高くないからです。

ちなみに、価格は638円(税込)
(価格参考→サウンドハウス



布感があるのがなぜいいのかということについては特に重要な理由があるわけではないですが

ギターやベースのボディは基本ツルツルなので、弦&ネック用で紹介したクロスとかだと、薄すぎる・柔らかすぎるで逆に拭きづらいです。



布感があるクロスだと厚みもあるので、しっかりと拭けている感じがして気持ちいいです。

さらに、このクロスは繊維が2〜5ミクロンと極細で、しっかり汚れを落としながらも本体を傷つけない優秀なクロスになります。



よほど神経質じゃないと頻繁にボディを拭くこともないと思うので、一度買ってしまえばしばらく使えるものになります。

この価格で手に入れる価値は充分にありますね。

指板拭き用におすすめのクロス

指板拭き用のおすすめは、弦&ネック拭き用と同じものです。

FERNANDES (フェルナンデス) / WCS Polishing Cloth 625S

指板はフレットの凹凸があるので、薄い布のほうが細かいところまで磨けて良いカンジです♪



ちなみに、私が弦拭き用と指板用でクロスを使い分けている理由は、指板を拭く時にオレンジオイルを塗っているからです。

オレンジオイルは、木部の汚れ落とし・ツヤ出しのために使われるベース(ギター)のメンテナンス用品です。

私は、弦交換のタイミングでオレンジオイルを使って指板を拭いています。

逆に言うと、指板用クロスは弦交換する時にしか使っていないです。



「弦&ネック拭き用」と併用しようと思うと、オレンジオイルがたっぷり含まれたクロスで弦を拭くことになるので、何となくイヤですよね。笑

なので、私は弦拭き用と指板拭き用でクロスを分けて使っています。

金属部分拭き用におすすめのクロス

金属部分拭き用のクロスは、ぶっちゃけ何でもいいと思っています。

理由は、拭くとめっちゃ汚れるからです。

なんなら、家にある古いボロ布とかでもいいと思っているくらいです。笑



私は、時々ベースの金属部分(主に、ペグやブリッジのパーツ)を「スクラッチメンダー」という金属磨き剤を使って磨いています。

これを使うと、見事に汚れが取れる代わりに見事にクロスが汚れます。

こんな感じに↓↓

クロス 汚れ

高いものを買ってもすぐにダメになるし、こんな汚れたクロスを他の用途に使うなんてできないです。(ていうか、他で使いたいと思わない…)

なので、安くて面積が広いものを適当に選べばOKです。



ちなみに、金属部分用のクロスは汚れが目立つ方がいいので、黒や紺などの暗い色よりも黄色や水色などの明るい色を選びましょう。

そもそもクロスって必要?

初心者さんのなかには「そもそもクロスって必要なの?」って思う人もいるかもしれませんね。

まあ、楽器が手垢や汗でベッタベタのネチョネチョになっても気にならないっていうなら、究極はいらないってのもあるかもしれないですが…。



でも、やはりクロスは必要です。

最低でも、弦&ネック拭き用の1枚は持っておきたいところ。



ギターやベースの練習後のお手入れは、演奏性・快適性・弦の耐久性などに繋がる大切なメンテナンスです。

ボディや金属部も、汚れがひどくなってくると自然と「拭こう」って気持ちになると思います。



特にボディですが、ピックアップ付近やボリュームノブ付近の手が触れる部分は、よく見ると手垢だらけです。

ここを拭くだけでも気分的にスッキリするし、見栄えも良くなります。



それに、もしあなたがライブやYouTubeなど人前で演奏を披露する人なら、見ている人からしたら『楽器が汚い』だけで気になる人も多いはず。

それだけで、損してますよね…。



クロスって高いものでもないし、ケチる部分でもないと思います。

大切な楽器のために、必ず持っておきましょう。



まあ、最初から何枚も揃えず、必要って思った時に段階的に枚数を増やしていくってのもアリかもしれませんね。

クロスの代わりになりそうなものについて

クロスの代わりになりそうなものって、いろいろありますよね。

たとえば、ボディや指板とかを拭くのは「クロスの代わりにガーゼやティッシュとかでも良いんじゃない?」とか。



結論を言うと、ガーゼやティッシュでベースを拭くのは、やめておいた方がいいです。



ガーゼやティッシュは、肉眼では見えづらい細かな繊維が思っているよりも出ます。

それが、拭いてる過程で楽器の隙間(特にピックアップとか)に詰まったりすると

  • 接触不良
  • パーツのずれ
  • ネジ部の可動不良
  • 見た目が悪い

などなど、様々な影響が考えられます。



さらにいうと、繊細なボディや指板をティッシュのような硬い繊維で磨いたら、細かな傷がいっぱい付くおそれがあります。

なので、ガーゼやティッシュで代用するのはおすすめしません。



それなら、メガネ拭きならどうでしょうか。

結論は、メガネ拭きもやめておいた方がいいです。



ボディの乾拭きに使う分にはいいと思いますが、ポリッシュや潤滑剤などの成分に対して、メガネ拭きの繊維が大丈夫かどうかはわかりません。



それに、メガネ拭きとかって面積が小さくて拭きにくいと思いますし、すぐにボロボロになって交換ってなると思います。

なので結局、クロスの方が圧倒的に使用感もコスパも良いです。



クロスはそんなに高いものではないので、ここでケチるよりもしっかりとギターやベースなどの楽器に特化したクロスを使うようにしましょう!

まとめ:お手入れにはクロスを使いましょう

以上、ギターやベースのお手入れにおすすめなクロスの選び方・使い方についてでした。



たかがクロス、されどクロス

ただの布ですが、楽器店でも取り扱っているちゃんと楽器用に作られた布です。



良い演奏は良いクロスから、っていうとちょっと大げさかもしれませんが(いや、大げさじゃないぞ!)

良いクロスを持っておくと楽器も大切にできますし、良いモノを持っているだけで楽器演奏者としてなんか1歩進んだ感じがして、モチベーションも上がると思います。



最後にもう一度まとめますが、クロスは

  • 弦&ネック拭き用
  • ボディ拭き用
  • 指板拭き用
  • 金属部分拭き用

と、用途によって使い分けるのが良いです。



楽器を大切にして、これからも楽しく練習を続けていきましょう♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました